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おすすめの本

みなさま、いつもありがとうございます。

おすすめの本の紹介です。

『うつ病は重症でも2週間で治る、もし……』つらい生き方」をやめる心理学
(加藤諦三著 三笠書房、1200円+税)

ニッポン放送『テレフォン人生相談』のパーソナリティーを30年以上勤められており
本来の社会学者としてよりも心理学者としての活動が名高い加藤諦三さんの本です。
(加藤諦三さんプロフィール:http://www.katotaizo.com/

見ての通り、なかなかシュールなタイトルです。

実際のうつ病(=脳の病気、脳の機能不全)の人にとってみれば
この本を読んでも、正直理解しがたい部分がありますが
うつの “状態” である(病的レベルでない)のなら
タイトルにある「もし……」の部分を “受け入れる” ことによって
2週間という短期間でないにしろ、自分で “治す” ことができるのでは・・・と
私自身が感じたこともあり、この本をおすすめの本にしました。


では、その「もし……」の「……」の部分は何が入るのでしょうか?

著書の中にある『まえがき』の欄で用いた表現をそのまま引用すると・・・

 毎朝まず最初にあなたがすることが
 どうしたら人を本当に喜ばせてあげることができるか考えることであり
 そしてそれに固執すれば・・・


となっています。

つまり、“うつ” になってしまう人は
他人に関心がなく 自分自身に関心が行き過ぎていることへの “代償” であることを
この本では表現しています。


ひとつ、例を挙げると

心理的に健康である人が
「(見返りを求めず)人を喜ばせてあげられる」のに対し

“うつ” の人は
「(やりたくないけど)人をがんばって喜ばせるから、なんらかの見返りがほしい」と思う。

そのため、見返りがなかった場合、その人に『憎悪感』を持つ。

「人のために」思ってやっていたことが、自分にとって『重荷』になっていたということに
気がついていないから “うつ” になる
ということをこの本では言っています。


ここまでで、なんとなく思い当たる部分はあるのではないでしょうか。

自分の生き方・考え方次第で
社会生活と “うつ” は隣り合わせの関係であるということも言えそうです。


また、上記で述べた “警告” と同時に
“うつ” になったのは、今までの生き方・考え方を変えるチャンスであるとも
この本は教えてくれています。

少々厳しい論調で書かれているので、すこし納得のいかない部分はあるかもしれませんが
この本を手に取って読んでみて、いかに自分が周りに合わせて生活してきたか
(「周りに合わせよう」と決めたのはまぎれもなくその人自身)
一度ゆっくり、自分自身を振り返ってみるのもすごくいいことだと思います。

  • Category:その他
  • Author:heartoffice-aoi