ハートオフィス・あおい

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心理職の考える最大の『癒し』とは(2/2)

みなさま、いつもありがとうございます。

前回のプレスリリースにて、『癒される』とは『欲求が満たされる』ことであるとしました。
そして、“ほんとうの” 癒しを得るためには、対人関係の見直しがカギになるということを述べました。
(前回URL:http://heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/734 )

きょうは少しその部分に踏み込んで書きたいと思います。


人間に様々な欲求があるわけですが
その中でも見逃せないのは、人には『承認欲求』という欲求が存在すること。
簡単にいうと「他者から認められたい、尊敬されたい」と願う気持ちのことです。

この気持ちは、何も大人になって働くようになってから抱くものではありません。

小さな子どもならきっと両親から認めてもらおうとするでしょうし
学校に行くようになればクラスの仲間から認められようと一生懸命になるはずです。


インターネット・スマホなどの普及、あらゆるものの自動化により
世の中が便利になりすぎて、いわば “ひとりで” 何不自由なく生きていける時代。

一方、人間関係が希薄になりすぎて
本来生活の中で簡単に得られた『承認欲求』が得られなくなったというのも事実。


よって、心理職としての私が考える最大の『癒し』とは
『承認欲求』が満たされること にあるのだと思います。

もう少し詳しく書くならば

・心のモヤモヤ・不安・グチを否定せず、丁寧に聴いてもらったこと
・苦しみ・悲しみ・つらさなどが(ひいては、うれしさや痛みといったものも含めて)
 人に分かってもらえたこと
・それによって、自分のすべてを受け入れてもらえたと実感できたこと


といったところでしょうか。

(「最大の(癒し)」というと少しオーバーかもしれませんが、「(癒しの)根源(となるもの)」というと、なんとなく納得していただけるのではないかと思います)


身体が疲れたり凝ったりしたとき
マッサージやリフレなどをしてもらうと、当然「癒された」と感じるわけですが
その根源となっているのは、(マッサージやリフレという)手段だけではなく
施術していただいた方との会話だったり、「 “その人” にやってもらったから」という部分は
実は結構大きいのではないでしょうか。


そう。大切なのは、自分と、自分の身の回りの人たちが持っているであろう
お互いの『承認欲求』を満たすような人間関係を築くことにあると思います。

 心理学の世界では
 『「I am OK.」「You are OK.」の関係』と言ったり
 『ラポール関係』などと言ったりします。


そのため、「癒されたい」と思って一方的に『癒し』を求めるとなると
どうしても他人に期待しすぎてしまう傾向になりますので
(結果、自分の思い通りにならないと人のせいにしてしまう)
自分の周りの人の存在を “認める” ところから始めていただきたいと思います。