選択肢を絞り込む ~ジャムの法則より~〔コラム〕
みなさま、いつもありがとうございます。
何か物を買おうとしたり、何かしらのサービスを受ける際
選択肢が多いほうがうれしいか、それとも少ない(絞られている)ほうがうれしいか・・・
どう思うかは人によって異なるわけですが
行動経済学で考えた場合、一般的に選択肢が多いと迷ってしまい、結果
何か買う意識がなくなってしまうということが科学的に証明されているそうです。
(『ジャムの法則』以下、参照)
そう。結局のところ
確かに、“人の生き方・可能性” って無限大かもしれないけど
なにかしら選択肢を絞り込んだほうが行動がしやすいし、事も進むような気がします。
いろいろ迷いすぎて頭でっかちになってしまう前に
日々の生活のなか、無数にある選択肢の中から あらかじめ “絞り込む” クセをつけておく。
『行動できる人』になるための第一歩といったところでしょうか。。。
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〔ジャムの法則とは?〕
24種類のジャムの売り場〔A〕と、6種類のジャムの売り場〔B〕を用意。
100人にどちらかのジャムを試食してもらい、気に入ったジャムを買ってもらう実験を行ったところ
〔A〕のジャムを試食した人(60人)で買った人はわずか2人(試食した人の3%)だったのに対し
〔B〕のジャムを試食した人(40人)で買ったのは12人(試食した人の30%)という結果になった
(シーナ・アイエンガー(コロンビア大学ビジネススクール))