啓蟄(けいちつ)に思う〔コラム〕
みなさま、いつもありがとうございます。
来週の月曜日、3月6日は
二十四節気のひとつ、啓蟄(けいちつ)です。
「啓」は「開く」
「蟄」は「虫などが土の中に隠れて閉じこもる」
つまり
「冬ごもりしていた虫が少しずつ動き出し、這い出てくる」
の意味です。
個人的にはこの言葉が大好きで
「春が来た感じがする」というのが最もな理由なのですが
この言葉の連想するイメージが
単なる虫や動物たちの目覚めだけでなく
柔らかな陽ざしのもとで寝ていた赤ちゃんが
目から覚める際に手や足をピクピク動かす・・・
そんな雰囲気と少し似ているところがあって
温かくてやさしい気持ちになれる感じがするのです。
みなさんも、ひょっとしたら
心の奥底で、何かピクピクうごめいているもの・・・
もし、その存在に気づいているのなら
隠したままにしないで
ちょっと表に出してみてはいかがでしょうか。