ハートオフィス・あおい

NEWS RELEASE 新着情報

めざせ! 脱 “うつ”

私の考える「 “うつ” を “やめる” 」方法とは〔♯5〕

みなさま、いつもありがとうございます。

私の “うつ” 経験と心理職としての知識をもとに
思いつくたびに書いているテーマ『 “うつ” を “やめる” 方法』

きょうが5つめ、最後になります。


〔5〕主体的に生きると誓う
   (そして、今までの生活の中から何かを変える)


ある程度 “うつ” が和らいだ方にぜひ理解&行っていただきたいこと。。

いままでの中で一番抽象的で分かりにくいかもしれませんが
すごく大切なことだと思います。

では『主体的に生きる』とは、どういうことでしょうか。。

人生において、変えられるものと変えられないものがあるわけですが
変えられないもの〔自分が生まれた環境(いつ、どの親のもとで生まれたか)〕については
上手(or なんとか)にあきらめるようにして
変えられるものといえば、まさに “これからの自分の生き方”

また、人生は自らの『選択』によってつくられている ということを
肝に銘じておく必要があると思います。

(以前にも書いたことがありますが、改めて強調しておきたいと思います)


とはいえ、今まで自分のキャパ以上に頑張りすぎてしまって
“うつ” になってしまったわけですから
今までの自分自身の生活(『生き方』『人生』も含め)の中から
何かを変える(もしくは、手放す)必要がありそうです。
(この “変える(手放す)” という作業、結構大変なことかもしれない)

その何かとは、何でしょうか・・・

・思考(考え方、捉え方)
・生活パターン、食べるもの、持ち物
・暮らし方、生活環境
・仕事、人間関係
・過去の出来事に対する解釈
・生き方、価値観、人生そのもの etc…

小さなことから、大きなことまで、人それぞれ・・・

そして、何かを捨て、気持ちスッキリできたあとは
きょう、この瞬間〔現在〕を含め、これから始まる新しい日々〔未来〕
朝何時に起き、何を食べ、何を着て出かけるかといった日常の『小さなこと』から
結婚(離婚)、就職(転職)、誰を友とし、誰と共にするかといった『大きなこと』まで
”本気で選んで” 今後の人生作り上げていく ために
日々の暮らしを丁寧に過ごすことがとても大切になってくると思います。


あたりまえのことですが
きょうという日は二度とやってこない のです。


 『私の考える「 “うつ” を “やめる” 」方法とは』過去掲載分
 http://www.heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/1397
 http://www.heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/1398
 http://www.heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/1399
 http://www.heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/1406

 参考URL『「 “うつ” を “やめる” 」誓いを立てるには』
 http://www.heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/1396

私の考える「 “うつ” を “やめる” 」方法とは〔♯4〕

みなさま、いつもありがとうございます。

私の “うつ” 経験と心理職としての知識をもとに
思いつくたびに書いているテーマ『 “うつ” を “やめる” 方法』

きょうが4つめです。


〔4〕とにかく “出す”

“うつ” (漢字では『鬱』)というのは
東洋医学における『鬱気』という言葉からきているとされています。

つまり、『気』がこもって鬱積したような状態

なので、すこし言葉は乱暴になりますが
なんでもいいから(?)『出す』ことに意識を向ける必要があると思います。
(怒りっぽい人が “うつ” になりにくいのは、何かしら『出している』から)

ざっと思いつくものを書いてみますね。。

・息を出す(笑う、深呼吸をする(←息を吐ききる))
・声を出す、人に話す
 (カラオケに行く、コンサートなどで叫ぶ)
 (自分の意見をしっかり伝える、グチをこぼす、相談する)
 (話すことは『エネルギーを放す』こと)
・舌を出す(ごまかす、おちゃらける、失敗エピソードを話す)
・汗を出す(軽い運動、ストレッチ、お風呂)
・涙を出す(琴線に触れる、感動するテレビ・映画・本をみる)
・思考を出す(気になっていることなどメモする、日記をつける)
・排泄物を出す(腸を温める、圧をかける、マッサージ、白湯を飲む)
・ほこりを出す(こまめな整理整頓、ときにはプライドも)
・家にあるいらないもの、使わなくなったものを出す
・お金を出す(自分にごほうび、やりたいことを素直にやる、自己投資)
・愛情を出す(人にプレゼントをする、小さな子どもや動物に接する)

など

その中でも
“うつ”の人に(疲れ果てて、動きたくないという人に)
お勧めしたいのは、『涙を流す』こと

涙はストレスホルモンを体外に排出する効果があり
(泣いてスッキリしたという経験をお持ちの方も多くいらっしゃるのでは)
赤ちゃんは泣くことですべての感情を表現しますからね。

歩くことさえ気が進まなければ
感動する・琴線に触れるようなものに触れ
なんとかして涙を流すことを試みてください。


そして最後にもうひとつ
一番大事なこと(「 “うつ” を “やめる” 」方法の〔♯5〕)を
明日、紹介したいと思います。


 『私の考える「 “うつ” を “やめる” 」方法とは』過去掲載分
 http://www.heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/1397
 http://www.heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/1398
 http://www.heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/1399

 参考URL『「 “うつ” を “やめる” 」誓いを立てるには』
 http://www.heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/1396

私の考える「 “うつ” を “やめる” 」方法とは〔♯3〕

みなさま、いつもありがとうございます。

私の “うつ” 経験と心理職としての知識をもとに
思いつくたびに書いているテーマ『 “うつ” を “やめる” 方法』

きょうが3つめです。


〔3〕公園や自然の中、
   安心安全で歩けるところを歩く

前回、気分転換を図っても “うつ” 気分から抜け出せないときにおすすめした方法。
身体を休ませることと相反しますが、なぜ、歩くことがいいのでしょうか、、

簡単にいうと、歩くこと(体を使う)によって、余分な思考が働くのを防いてくれるからです。
(繰り返し申し上げますが、”うつ” は脳の『蓄積疲労』からなる)
  
 ↓↓
  そしてなぜ『蓄積疲労』が起こるかというと
  首や肩の凝りによって脳に新鮮な血液が行き届かないから


体を使うことで、体全体に(当然、脳にも)新鮮な血液が行きわたるので
”うつ” 気分もかなり和らぎますし、当然、ほどよく疲れがたまり、眠くなってきますよね。

夜の安眠・熟睡につながるはずです。
(結果、身体を休めることができる)


夜、寝られない状態が続き、脳が休まらないために
“うつ” になってしまうことが多いわけなので
(不安などが渦巻く/興奮が冷めない → 結果、脳が休まらない)
よく眠ることができる方法を考えればいいわけですが、一番の得策は
(やはり)身体を使うことになりますし
(『脳の疲れ』と『カラダの疲れ』を一致させるようなイメージ)
その中でも、今回取り上げた『歩くこと』こそが
“うつ” を “やめる” のに一番シンプルで、手っ取り早い方法だと思います。


 『私の考える「 “うつ” を “やめる” 」方法とは』過去掲載分
 http://www.heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/1397
 http://www.heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/1398

 参考URL『「 “うつ” を “やめる” 」誓いを立てるには』
 http://www.heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/1396

私の考える「 “うつ” を “やめる” 」方法とは〔♯2〕

みなさま、いつもありがとうございます。

私の “うつ” 経験と心理職としての知識をもとに
思いつくたびに書いているテーマ『 “うつ” を “やめる” 方法』

きょうが2つめです。


〔2〕身体を休ませるのはもちろんのこと
   脳を休ませることに重きを置く


以前より何回か書いてまいりましたが
病的なうつはもちろんのこと、気分的なものにしても
“うつ” は『脳の蓄積疲労』が影響しているのはまぎれもない事実です。

よって、気分が落ち込んだり、何をやってもうまくいかない、物事を早くこなせなくなったと感じた場合
身体を休ませるのはもちろんのこと、いち早く 脳を休ませる 必要があると思います。


「脳を休ませる・・・」ちょっと難しいですね。

具体的には

・極力、何も考えない(ボーっとする)時間をつくる
・目を閉じてリラックスできるような音楽を聴く
・人にマッサージなどしてもらう(←何かに身をゆだねるイメージ)
・普段使わない、“違う脳” を使う(没頭できる何か)


など。

(またまた「それができたら苦労しない」と言われそうですが)


また、『うつ対策』のひとつに「適度に気分転換しましょう」と書かれていることがありますが
「気分転換しようとしても、うまくできなくてさらに落ち込む」なんて経験をされた方も
実際のところ、すごく多いと思います。
(それこそ「それができないから困っているのに・・・」ということになるのでは)

結局、気分転換しようと思ってどこかに出かけても、自分の好きなことをしても
思考や感情〔つらさ・苦しみ・不安 etc… 〕はいつでもどこでもついてきてしまいますからね。。


どんなに気分転換を図っても ”うつ” 気分が抜けないようなとき
おすすめしたいのが 公園や自然の中を歩くこと。

身体を休ませることと相反しますが
歩くことによって、結果、身体を休ませることができます。

なぜか・・・

次回、詳しく書いていきたいと思います。


 『私の考える「 “うつ” を “やめる” 」方法とは』過去掲載分
 http://www.heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/1397

 参考URL『「 “うつ” を “やめる” 」誓いを立てるには』
 http://www.heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/1396

私の考える「 “うつ” を “やめる” 」方法とは〔♯1〕

みなさま、いつもありがとうございます。

先日お送りしたテーマ『「 ”うつ” を ”やめる” 」誓いを立てるには』において(下記)
苦しい “うつ” から脱出するために、まず心のつらさ・苦しみなどを理解してもらったのち
いままで自分を苦しめてきた生活環境・人間関係等を丁寧に見直す必要があると書きましたが
それ以外に、日常生活の中でどのようにすれば “うつ” を “やめられる” のか
私なりの経験と心理職としての知識をもとに書いていきたいと思います。
(以降、不定期で、思いつくたびに書いていきます)


〔1〕自然のリズムに沿った、規則正しい生活を送るようにする

初っ端から「それができたら苦労しない」と言われそうですが・・・

とはいえ “うつ” をやめるためには
“本気になって” これを実行する必要があると思います。

というのは、過去に “うつ” を経験した私自身の気づきでもあるのですが
”うつ” というのは、いわゆる『生活習慣病』の予備軍に近いようなもの であるということ。

仕事や家庭のこと、それに基づく人間関係を優先することによって
基本的な生活さえおろそかにしているところはないでしょうか?
(自分のココロとカラダをないがしろにしているというか)

いくつかの例を挙げてみると・・・

〔寝る時間〕
息抜きする時間をつくりたいということで、夜遅くやっているバラエティー番組を観たり
スマホやネットサーフィンをして、つい夜更かししてしまったり。
   ↓↓
 身体だけでなく、脳や心を休ませる最良の手段が睡眠であることを
 全く無視してしまっている

〔食べる時間〕
手軽に食べられるものですまそうと、スーパーやコンビニで売られている総菜・弁当など
既に加工済の商品をおかずにしたり、多くの種類のサプリメントで補ったり。
   ↓↓
 (言うまでもなく)素材そのものを買って料理するのが理想
 毎日難しくても、週何日かは挑戦してみる

〔自分だけの時間〕
急に手持ちぶさたになって、ただネットやテレビを見るだけの時間を過ごしてしまったり
落ち着かないからと言って無理やり予定をいれて、自分を “忙しく” させたり。
趣味や気分転換したつもりでも、頭の中〔思考〕はいつもどおり。
   ↓↓
 ・ただ社会や周囲に流されるだけの “いたずらな” 日々
 ・自分自身に向き合う時間をつくらず、気が付けばもう○歳・・・


日の光を浴びることによって交感神経が上がり、活動的になる一方で
日が沈んで夜になると、交感神経が下がり(副交感神経が上がり)
身体が休まるようになっているのが、生き物としての自然な姿・・・

にもかかわらず、夜遅くまで明るい光のもと
テレビ・ネット・スマホで交感神経を刺激したままの生活・・・
(結果、睡眠不足になり、身体や脳にちょっとずつダメージが)

“うつ” にならないまでも、身体や心に何らかの影響があるような気がしてなりません。


 『「 “うつ” を “やめる” 」誓いを立てるには』URL
 http://www.heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/1396

「 “うつ” を “やめる” 」誓いを立てるには

みなさま、いつもありがとうございます。

以前書いた “うつ” に関する話の続きになります。
http://www.heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/1389 )

いうまでもなく、“うつ” というものはつらいものです。

このつらさは、なってみた人にしか分からないですし
言葉や比喩を使ってどんなにうまく説明しようとしても
“健康な人” にはなかなか伝わりません。

また、当然、“うつ” の人には
そこから脱したいという気持ちが少なからずあるわけですが
残念ながら「“ほんとうに” 治したいか・治りたいか」と仮に質問してみた場合
治したい・治りたいと考える人は、実はとても少ないような気がするのです。

(もうすこし細かく書くと「治したい気持ちはあっても、治りたくない」のでは・・・)
(ただし、CTスキャン・MRI・光トポグラフィーなどの精密検査によって『脳の病気』と判断された場合、話は別です)


なぜか・・・

それは、仕事にしろ、家事子育てにしろ、その他、人との付き合いにしろ
長い間自分に無理に無理を重ねて生活してきた結果 “うつ” になってしまったので
“うつ” が治ってしまうと、また今までどおりのつらい・苦しい生活に戻ってしまうということに
うすうす気づいている部分があるからだと思います。

(頭では治したい・治りたいと思っていても、身体そのものは治ろうとしないでいる)
( “うつ” はある意味、自分の身の回りの環境や社会に対する “抵抗” のサインのひとつ)



では、どうすれば “うつ” はなくなる(もしくは、和らぐ)のでしょうか?

実は “うつ” の人が心から望んでいることがあり
(とはいっても、本人すら気づいていない無意識のレベルで)
まず最初にそれを行う必要があります。

その心から望んていることとは・・・

・自分の苦しみ、不安、つらさを分かってくれること
・自分を甘えさせてくれること/100%受容してくれること
・“現実から逃げる” こと


であり、それによって、まずは ”うつ” の人を
無条件で受け入れ、共感的理解を示す 必要があります。

そして、それによってある程度 “うつ” の人の心の整理ができた後
いままで自分を苦しめてきた生活環境・人間関係等を一つひとつ丁寧に見直し
何を残して、何を捨てるのかちゃんと精査する必要があると思います。

(とはいえ、生活環境・人間関係に必ずしも非があるわけでなく、その人にとって「合わなかった」ということ)


ある意味、本気になっていままでの生活環境・人間関係を変えることで
「 “うつ” を “やめる” 」という誓いがたてられるかどうか、、

“うつ” になった人の、一番大きな壁のような気がします。

「 “うつ” が治らない」と嘆く方へ

みなさま、いつもありがとうございます。

最近に限らず、以前より
私が個人的に気になっている話のひとつのあるのが
心療内科に通っているという方いわく
「薬を何年も飲み続けているけど、いつになったら治るのか」という話。

私はお医者さんではないので
その方の “うつ” が病的であるかどうか、はたまた
治る・治らないという話をすることはできませんが
ひとつ、“うつ” のみなさんに聞いてみたいことがあるのです。

それは

 もし、お医者さんから
 「もう治ったので来なくていいですよ」

 と言われたら、どうしますか?


ちなみに、私の中で “うつ” というのは『脳の病気』として認識しています。

〔現代医学による “うつ” のおもな検査方法〕
・光トポグラフィー検査(近赤外線を使用して前頭葉の血流量の変化パターンを確認する)
・CTやMRIによる神経変性疾患診断(+脳の収縮などの確認)
・脳波検査(脳の “異常活動” を観察する) など


つまり、これらの検査をして『異常』と判断されれば、当然病院での治療が必要となるわけですが
異常がみられなかった場合は、医学的に治すものでないという考えを持っています。


さて、話は元に戻り

薬を何年も飲み続け「いつ “うつ” が治るのか治らない」と嘆いていたとしても
いざ、お医者さんから「もうあなた、治ったから来なくていいですよ」と言われたとしたら
おそらく「そんなことはない!だってまだ気分が落ち込むから…」と言って
いろいろな症状を “作って” お医者さんに訴えるのではないかと思います。

そう。

つまり、少なからず
「自分で病気や症状を作っている」
ところがあるというか。。    

  ↑↑
 “うつ” が治ってしまうと
 (今までどおりの)つらい・苦しい生活に戻らなくてはいけない…
 だから “治らないまま” でいる



『心の病気』を取り扱うお医者さんであっても
あくまで目に見える身体の異常( ”うつ” については脳の異常)を治療するのが本来の役目。

目に見えない身体の異常や、精神的なものについては
自分に合ったセラピスト(カウンセラー、各種療法士、整体師など)を見つけ
医学以外の方法でじっくり取り組む方が
(時間はかかるかもしれませんが)結果的によい方向に進むように思えます。

というのは、本来、セラピストというのは
その人のもともと持っていた自然治癒力や自己解決力を引き出すのが役目ですからね。


いま現在 ”うつ” で苦しい思いをされているという方も
ほんとうに治したい・治りたいのであれば
(100%医学に頼らず)「自分でもできることはやっていこう」という気持ち〔勇気〕を
ほんの少しでもいいから持っていただく必要があるのかもしれません。

“うつ” について改めて考える(2/2)

みなさま、いつもありがとうございます。

先日の “うつ” について考える記事の中で
「うつ状態は脳の蓄積疲労
「うつ病は脳の病気
と私自身解釈しておりますが
(該当URL : http://www.heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/1277 )

以前、『脳の疲労』について
精神科医の樺沢紫苑先生が見解を示した記事がありましたので、それを引用・要約し
“うつ” に対する新たな見解を紹介したいと思います。

================================

・精神的に非常に疲れた状態にあると、『脳疲労』(脳が疲れた状態)を引き起こす

・『脳疲労』を起こしてしまうと、感情のコントロールが効かなくなり
 (普段、人の悪口を言わない人であっても)他人を責めたり、攻撃的になったりする

・ 強いストレスを抱え、不安が強まると、脳の危険を知らせる “警報装置” である
 『扁桃体(へんとうたい)』が興奮
 扁桃体が興奮すると、脳内物質・ノルアドレナリンが分泌され、不安感情とともに
 
『闘う』か『逃げる』か、どちらかの反応しか起こせなくなる
    ↓↓ 
  『闘う』は、他責傾向となって行動に表れる
  (ex 攻撃的になる、他人を責める、批判する)
  『逃げる』は、それこそ脳が疲労で “シャッドダウン” する前兆かも・・・
  (ex 表情や動作が鈍くなる、生返事・話の辻褄が合わない、ふわふわした歩き方をしている) 

・また、長期のストレス状態(脳疲労)が続くと、大脳皮質のコントロールがきかなくなり
 言ってはいけないことも(言ってはいけないと分かっていても)感情にまかせて口にしてしまう
 (わかりやすく言えば、「キレやすい」状態に陥る)
    ↓↓
  『SNS』の書き込み、内容、頻度や傾向から、その人がどのような状態であるか
  (脳疲労を起こしているかどうか)ある程度伺い知ることができるかも・・・

・うつ病の特徴的な症状のひとつに「人と会いたくない・話したくない」というものがあり
 うつ病の患者さんにとって、人と会う(特に親しくない人と会う)行為は
 ものすごく精神的エネルギーを消耗する可能性が高い

・人によっては、“うつ” を悟られないために “取り繕ってしまう” 場合もある
    ↓↓
  つまり、自分が精神的に病んでいることを他人には知られたくない
  本当は「元気がない」「もう限界状況」であっても、人前ではそれを隠すために「陽気に」「明るく」振る舞う
  “取り繕い” によって、精神的エネルギーを猛烈に消耗し、脳疲労がさらに進んで、症状を悪化させる

・日本人のメンタル疾患の生涯罹患率は18.6%。
 つまり、一生の間で精神科にお世話になる人は、5~6人に1人もいる
    ↓↓
  メンタルの状態が悪化し、感情のコントロールがきかなくなって
  会社や友人の悪口をついSNSに書いてしまうということは、誰にでも起き得ることと言える


===============================

 ~引用・要約~
 樺沢紫苑の「飲む!エナジードリンク」 大坂選手の「うつ」告白から考える脳疲労
 (週刊FLASH 2021年6月29日・7月6日号)

“うつ” について改めて考える(1/2)

みなさま、いつもありがとうございます。

今月、長年私たちに感動を与えてくださった芸能人の悲報が相次ぎました。

結局のところ、本意はその方しか分からないので
私自身その方について述べることは差し控えますが
『自死』の原因のひとつに『うつ』がクローズアップされることもあり
私なりに改めて “うつ” について、心理職としての立場から、また
“うつ” 経験者としての立場からまとめてみました。

===============================

・『うつ』は『脳の蓄積疲労』

・『うつ病』は『脳の病気』

・『うつ症状』が病気か否かは、専門病院や大学病院などでちゃんとした精密検査をうける必要がある。

・ 病的症状がみられないのであれば、それは単なる『うつ状態』に過ぎない
 (なので、「眠れないから」といって安直に薬をもらわない
(「抗うつ薬は麻薬」と思っておいた方がいい)

・『うつ状態』になるのは、人として自然で当たり前の現象
 (天気が雨というのと同じ。なのでむやみに否定したりしない)

・『うつ状態』の自覚があればまだ救いようがあるが、病的レベルに陥るときは自覚がないまま陥る
 (まともに食べることすらできなくなり、痩せていく方が多いようです)

・『うつ状態』で気分がすぐれないのであれば、頼りになる人、“うつ” に関する知見のある人、カウンセラーやセラピストなどに話を聴いてもらう
 (大事なのは、
自分の苦しみ・つらさなどを誰かに分かってもらうこと

・『うつ』にならないために、生き物としての “ちゃんとした” 生活を送っているか、生活習慣を見直す/改める
 (ex 太陽のリズムにあった生活 / 自然に近い状態の食べ物を摂取する / 一定量の睡眠時間 etc… )

・『うつ』にならないために、常に身体の状態を観察する
 (ex 肩や首の凝り、おなか(腸)の張り具合、お通じ、手足の冷え etc… )

・『うつ』にならないために、外部からの刺激に対して湧き出てきた思考や感情をちゃんと外に出す

・『うつ』にならないために、後々反省や後悔することがないよう、1日1日を “全う” していく


================================

とりあえずそんなところでしょうか・・・
(「とりあえず」どころじゃないくらい多かったですね・・・)

また思いつくたびに追加していきたいと思います。

“うつ” の人に励ましはいけないのか?(2/2)

みなさま、いつもありがとうございます。

うつ・メンタルヘルスに関するテーマ。

前回のプレスリリース(下記)にて
「 “うつ” の人は頑張り方を間違えている可能性がある」ということを述べましたが
その間違った頑張り以外にも、昨今の成果主義や『努力』『根性』といった精神論的思考が
自分たちを苦しめている要因のひとつであることを忘れてはなりません。
(前回URL: http://heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/1123 )


 「もっと努力すれば、いまを我慢すれば
  いつか『理想の自分』に出会えるのではないだろうか・・・
  『自分の求めていた幸せ』を手に入れることができるのではないだろうか・・・」


人生において大きな目標をたて、それに向かって努力を重ねることは
私自身、とても素晴らしいことだと思います。
(少なくとも、私にはできなかったことですから)

ただそれは、永遠に続く階段のようなもので
一度階段を上りきったと思えば、また新たな階段が発生する・・・

そのことの繰り返しで、どんなに頑張っても
「まだダメだ」「もっと頑張らないと」と思ってしまう・・・


こうやって少しずつ生きるエネルギーを消耗し
“うつ” になってしまう方が非常に多いような気がするのです。

『いつかたどり着くであろう未来の理想の自分』にばかり意識が向けられ
『今、この瞬間の現実の自分』は、すっかり置き去りになってしまっています。


では、どうすればいいのでしょうか・・・

ひとことで言ってしまえば
「無駄な頑張りをやめる」ことでしょうか。

・無理にやる必要がなく、やりたくないことは「やらない」
 (同じように、無理に人に会う必要がなく、会いたくない場合は「会わない」)
・それによって “手に入らない” ”失った” ものがあっても、受け入れる
・そして「これでいいか」と思える自分になる
 (「妥協しろ」という意味で言っているのではありません)

なかなか難しいですけどね。

ちょっとずつ自分に “言い聞かせる”

「これでいいんだ」
「こんな自分だっていいじゃないか」

くり返し、くり返し。


そうやって “できない自分” を少しずつ許していくことによって
『本来の自分』を取り戻すことができるのだと思います。