ハートオフィス・あおい

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2019年12月12日

心理職の考える最大の『癒し』とは(1/2)

みなさま、いつもありがとうございます。

多くの人々が「癒されたい」と感じています。
(当然、私自身もそう思うときがあります)

『癒し』をテーマにした商品は山のようにありますし
『癒し』に関する職業も数多く存在します。
(ex 整体・マッサージ・リフレ、カフェ、動植物関連、各種セラピー etc… )


そもそも『癒し』とは何なのでしょうか?

医学的には
「脳の視床下部からオキシトシンという物質が分泌されるため」とか
「メラトニンという物質が分泌されて副交感神経優位に働くため」などありますが
少し難しい話になってしまうので
「癒された」と感じるときの構図を簡単に書いてみると・・・

〔手段(癒しを導くもの)〕     〔背景(癒しを求めるもと)
美味しいもの・甘いものを食べる  ( ← さみしい、物足りなさ・虚無感)
好きな友達と会って会話する    ( ← さみしい、グチなど聞いてほしい)
大声を出す、コンサートに行く   ( ← たまったものを発散させたい)
ほぐしてもらう          ( ← 体の疲れ・だるさ・コリを治したい)
アロマ、音楽を聴く、お風呂に入る ( ← リラックスしたい)
深呼吸をする           ( ← リラックスしたい、緊張や不安を取り除きたい)
動物・子どもに触れる       ( ← 優しい気持ちを取り戻したい)
旅行に行く、緑の中を散歩する   ( ← 現実から少し距離を置きたい、気持ちを整理したい)

など。


こんな単純なものではないにしろ、このように考えた場合

「癒される」=「欲求が満たされる」

と言えなくもない・・・

なので、「癒されたい」と思って下手に『癒し』を求めるよりは
自分に何が足りていないのか、何がどうなっているといいのかをちゃんと把握し
それを満たしていくに越したことはないかのもしれません。


また、私の人生経験上、上の例にあげた癒しの手段の多くは
“表面上の癒し” というか、一時性のもので持続性がないような気がします。
(誤解のないように少し言い方を変えると、持続して行わないと意味がないというか)

例えるなら、熱いシャワーを浴びることで身体が温まった気分になるような・・・
(そのときは温かいけれど、すぐに冷えて元の状態に戻ってしまう)

それはそれでいいのかもしれないけど、本来であれば
半身浴のような、“身体の芯から温まる” ようなものでないといけないと思うのです。
(最初はなかなか温かいと感じない。けれど、一旦温かさを感じるとそれが持続する)


なぜ私がそう思うのか?

それは、心理学者アルフレッド・アドラーが
「すべての悩みは対人関係の悩みである」と定義づけたように
人が ”ほんとうに” 癒されるためには、周りの人との関係性を見直すことに
大きなヒントが隠されていると考えているからです。


詳しくはまた次回書きます。