ハートオフィス・あおい

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2020年3月12日

眠れぬ夜に〔♯19〕『仕事をする』とは?

みなさま、いつもありがとうございます。

眠れぬ夜に・・・
明日につながる希望の哲学シリーズ〔♯19〕

『仕事をする(しごとをする)』とは・・・
『創意工夫をすること』である。



〔解釈とヒント〕

「仕事が好きだ」と自信を持って言える人は
果たしてどのくらいいるでしょうか?

おそらく、それほど多くないと思います。

それは、多くの人々にとって『仕事』とは
生きるための手段としておこなっているからです。


そもそも『仕事』という概念は
昔から2つの分類で区別されてきました。

たとえば、古代ギリシャでは、奴隷に課せられていた肉体労働(プラクシス)と
自由市民の制作活動のような精神労働(ポイエーシス)という区別がされており
これを現代に “引き継いだ” のが、ドイツの思想家であるハンナ・アーレント(1906-1975)。 

彼女は、肉体労働をレイバー(労働)、精神労働をワーク(仕事)として使い分けました。

現代では(いや、昔からそうですが)肉体労働が “低く” 位置づけられているわけですが、それは
肉体労働が強制的に課せられる苦しいことの象徴として挙げられるものに対し
精神労働は本人がやりたくて行っていることの象徴・・・

言い換えると

肉体労働は受動的仕事であるのに対し、精神労働は能動的仕事

そう

仕事は、『受動的』と『能動的』の2種類が存在する

ことになります。


もちろん、好きで肉体労働をしている人もいるわけですが
(その逆で、好きでもないのに精神労働をしている人もいるわけですが)
『受動的』『能動的』という視点で考えた場合、両者の決定的違いは

『創意工夫があるか、ないか』

ということになると思います。

仕事に “やらされ感” を感じるのは、創意工夫をしないからであり
逆に “面白み” を感じるのは、創意工夫をしているからだといえます。

これが分かれば、話は簡単 ⁉

仕事を好きになるためには 創意工夫をすることから始める ということになります。

創意工夫と言っても、いきなり仕事の中で見つけるというのは難しいかもしれないので
仕事前の準備段階にて「どうしたら仕事に取り組みやすくなるのか」を
“創意工夫してみる” といいかもしれませんね。


(引用:『眠れぬ夜の哲学』小川仁志著 PHP研究所)