ハートオフィス・あおい

NEWS RELEASE 新着情報

2022年08月

「昔はよかった」そんな気持ちを小さくするには(2/4)

みなさま、いつもありがとうございます。

一昨日、昨日にわたってお送りしているテーマ(下記)
『なぜ人は「昔はよかった」と思うのか』の続きです。

「昔はよかった・・・」そんな気持ちを小さくするには
具体的にどうすればいいのでしょうか。


〔方法その2:「いま、この瞬間」に意識を向けて過ごす〕

ちょっと分かりにくい表現になってしまいましたが・・・

具体的には、自分の〔行動〕〔思考〕〔感情〕を一致させて過ごす ことです。
(さらに分かりにくくなってしまったかもしれませんね (汗) )

日常生活において
自分のしていること〔行動〕と 考えていること〔思考〕
そして、それにともなう気持ち〔感情〕が一致しているときというのは
実はそれほど多くはないようです。


例えば、毎朝、通勤する(車を運転する/電車に乗る)ときを思い出してみてください。

つい、車のスピードが出すぎてしまったり、前の遅い車にイライラしたり
また、駅で乗り換えるとき、妙に早歩きになってしまっていることはないでしょうか。

なぜそうなるかというと、通勤している間
 「遅刻するかもしれない」
 「(遅刻したことで)気まずい感じになるかもしれない」
 「電車に乗り遅れるかもしれない」「できれば席に座りたい」
 「さっさと仕事にとりかかって、早く済ませたい」

といった不安や焦りが、ずっと頭の中を占めていることになります。

整理してみると・・・

 〔行動〕
 車を運転する/電車に乗る           
・・・《いま》
 〔思考(感情)〕
 「会議でどんなことを話そうか」(不安)    
・・・《未来》
 「遅刻してしまうのではないか」(焦り)
 「昨日あんなに飲まなければよかった」(後悔) 
・・・《過去》
 「このままサボってどこか行きたい」(逃避)  ・・・《空想》

つまり
《いま》の〔行動〕と裏腹に
〔思考〕は《いま》以外のもの
に苛(さいな)まれている

ことになり、「いま、この瞬間」を生きていないことになります。

「昔はよかった」と思う気持ちは、〔思考〕が《過去》に苛まれていることになりますし
人や社会に対して強い不満を持ったり、自分の不幸を他人のせいにして生きている人は
《過去》や《空想》の中に生きていて、上と同様「いま、この瞬間」を生きていないと言えます。


ちなみに、車を狭い駐車場に停めようとするとき
仕事や家族のことを考えながら停める人はいませんよね。
(車をぶつけないよう、周りの障害物はじめ、ハンドルやアクセル、ブレーキにも意識がいき、まさに「いま、この瞬間」を生きている感じがしますよね)

そう!
ここで私が伝えたかったのは、あの感覚です!

日常の一つひとつの作業を丁寧に行うことは
《いま》を丁寧に生きることと、とても大きく重なる部分があると思います。


なお、今回の方法と類似する事柄として
『(何かに)集中・没頭できるようなことをする』
『時間をかけ、じっくり味わいながら食事をとる』

などがあげられると思います。

特に『食事をとる』という行為は
《未来》の身体をつくるための最も重要な事柄ですからね。

健全な肉体なくして、健全な精神をつくることはできません。


明日、もうひとつ書いてみたいと思います。


 『「昔はよかった」そんな気持ちを小さくするには』過去掲載分
 http://www.heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/1339

 『なぜ人は「昔はよかった」と思うのか』URL
 http://www.heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/1338

「昔はよかった」そんな気持ちを小さくするには(1/4)

みなさま、いつもありがとうございます。

前回のプレスリリースにあげたテーマ
『なぜ人は「昔はよかった」と思うのか』(下記)の続きです。

「昔はよかった・・・」そんな気持ちを小さくするには
具体的にどうすればいいのでしょうか。


「昔はよかった」と思う気持ちは〔現在〕との対比較によって生まれる ものなので
早い話、〔過去〕より〔現在〕や〔未来〕がいいと思えるようになればいいということになります。

とはいえ、なかなか難しいですよね。

私なりに思いついた方法を書いていきたいと思います。
 

〔方法その1:小さな発見・驚き・感動が得られるようなことをする〕

年齢を重ねることで増していく知識や知恵、経験などによって
多くの人は何事もなく平穏無事に毎日を過ごすことができるわけですが
一方で、まだ起きていない〔未来〕のことを、自身のこれまでの人生経験によって
(良くも悪くも)ある程度 ”予測してしまう” ようなところがあります。

もちろん、人生経験や予測によって
ちょっとしたハプニングやイレギュラーなことが起こったとしても
ショックが最低限に抑えられ、事も穏便に済ませることができるわけですが
裏を返せば、〔現在〕や〔未来〕の『可能性』や『サプライズ』
『奇跡的な出来事が起こるチャンスの機会』を奪ってしまっているのも事実。
   ↓↓
 自分がまだ実際に経験していないことを、あたかも経験したかのように
 頭で処理したり、計算する ”クセ” が知らず知らずのうちについてしまっている
 (結果、歳を取ったときに〔視野が狭くなる/融通が利かなくなる/感覚が鈍くなる〕 etc… )


そのため、より〔現在〕や〔未来〕に目を向けるためには
自分がまだ実際に経験していないこと(自分にとっての『未知の世界』)に取り組んでみたり
自分の知らないこと、もしくは、”知ってるつもり” のことを調べ直す
はたまた、普段あまり話をすることのない人と話をする機会をつくるなどして
自分にとっての『普通』や『常識』が、(発見・驚き・感動へと)変化するような行動をとる 必要がありそうです。
(時とともに常識が変化していくように、自分の中の普通や常識も少しずつ変化させていく必要がある)

「いままでこう思っていたことが、実は違っていた・・・」

『再発見』って、ちょっとした感動を味わいますよね。


なお、今回の方法と類似する事柄として
『(自分が子どもの頃)興味にあったものにもう一度目を向ける』
『日常生活の中に創意工夫を取り入れる』

などがあげられると思います。

これらを実行している人たちって、目が輝いていて、どこか魅力的に感じますよね。


とはいえ、いきなり
「小さな発見・驚き・感動を得られるようなことをしろ」
「興味のあったものに目を向けろ」「創意工夫を取り入れろ」と言われても
なかなか難しいもの・・・

他の方法を明日、明後日と書いていきたいと思います。


 『なぜ人は「昔はよかった」と思うのか』URL
 http://www.heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/1338

なぜ人は「昔はよかった」と思うのか

みなさま、いつもありがとうございます。

昨年末あたりから「平成最後の…」という言葉をよく耳にするようになり
平成時代を振り返るテレビ番組も、毎日のように放送されています。

そのようなものを目にしたとき、ふと頭をよぎるのは
「昔はよかった・・・」という思い。

誰もが一度はそのような思いをされたことがあると思いますし
年齢を重ねれば重ねるほどその思いが強くなるような気がします。
(自分の将来の ”可能性” が徐々に減っていくわけですからね)


ちなみに、人間は脳の構造上「嫌なことは忘れる」ようにできているので

 脳の『海馬』という部分が、寝ている間に
 その日、脳内に取り入れた情報を整理する働きを行い
 (『記憶』として残すか残さないかの取捨選択をする)
 その過程において、不必要と判断された情報(≒嫌な情報)は
 脳内から捨てられる(忘れる)ようになっている
 (嫌な情報が記憶に残るのは、その人にとって「必要だから」ということになる)


過去を美化したり、「昔はよかった」と思うことは、ごくあたりまえのことのようです。


また、自分がそのとき過ごした『時代』にしても『空間』にしても
そこから離れ、比較したり客観視できる状態になって初めて ”冷静に” 振り返ることができる というのも、「昔はよかった」と思う要因として結構大きいと思います。
(〔いま〕の良さは、3年、5年経って〔過去〕のものになってみないとなかなか分からない)
(『あたりまえでなくなった』ときにはじめて『あたりまえ』だったことのありがださに気づく…みたいな)


ただ問題は、その程度がどのくらいのものなのか・・・

過去に対する思い(後悔、未練といったものも含め)が必要以上に大きすぎると
現在の、もしくは今後の生活に支障をきたしてしまう恐れがあるので
(仕事や家事、子育てに集中できない / 目の前のことに全力を尽くすことができない etc… )
状況よっては「昔はよかった・・・」という思いを小さくする必要があると思います。


では、その思いを小さくするにはどうすればいいのでしょうか・・・

私なりにいくつか思いついた方法がありますので
明日以降、順に紹介していきたいと思います。

『ものごとの捉え方』講座

みなさま、いつもありがとうございます。

日常生活における、ちょっとしたイライラシーン。。

私なりに、面白おかしく解釈する方法を並べてみました。

参考になるもの、あるでしょうか・・・


・・・・・・・・・・・・

・マナーが悪い/公共ルールが守れない
 →日本語が分からない人

・ポイ捨て
 →人生捨てたらアカン!

・マウントをとってくる/先輩風を吹かせてくる/
 おせっかい/なにかと絡んでくる
   →えっ、ひょっとして、俺の事・・・好き?
   (ごめん、俺は 「No, thank you!」)

・わがまま/頑固/めんどくさい
   →大人の着ぐるみを着た赤ちゃん

・陰口をたたく/陰でコソコソ
   →永遠に表舞台に立つことのない人

・自分の立場を利用し、ずるがしこい振る舞いをする上司
   →家では(会社を出ると)下っ端

・(レジ待ちなどで)前の人の動きが遅くイライラ
   →スローライフの先生

・寒いダジャレ、ギャグで辟易
   →それで地球温暖化を食い止めてくれ!

・あおり運転
   →便が漏れる寸前

・のろま運転
   → ♪ ひとつ曲がり角 ひとつ間違えて 迷い道くねくね~
   (渡辺真知子『迷い道』より)

・夢も希望もない
   →実は現状に満足している

・初心者/実績や経験に乏しい/若い
   →伸び代しかない

出会う人は皆先生〔コラム〕

みなさま、いつもありがとうございます。

ほぼ100%の人が対人関係で悩むわけですが
その対人関係について
おそらく、最も有名な心理学者であろう
御三方(フロイト、ユング、アドラー)が
どのように見解を述べているかというと・・・

・・・・・・・・・・

あなたの強さは、
あなたの弱さから生まれる

人間は、自分のコンプレックスを
消し去ろうとするのではなく、
それと調和を保つようにつとめるべきである

ーーージークムント・フロイト(1856 – 1939)

・・・・・・・・・・

あなたが抵抗するものが、
存在し続けます。

他人に対して感じる
“いらだち”や”不快感”は、
自分がどんな人間なのかを
教えてくれる。

ーーーカール・グスタフ・ユング(1875-1961)

・・・・・・・・・・

究極的には、われわれの人生において
対人関係以外の問題はないように思われる。

苦しみから抜け出す方法はたった1つ。
他の人を喜ばせることだ。

ーーーアルフレッド・アドラー(1870 - 1937)

・・・・・・・・・・

どこに行っても、どこへ逃げようとも
おそらく、自分の嫌いな人、自分を悩ませる人は
必ず存在するでしょう。

ただ、その人の存在は
自身の抱えるコンプレックス克服へのキッカケとなったり
視野を広げさせてくれたり、反面教師になりうる
存在であるとも言えそうです。

「出会う人は皆先生」と
割り切ってしまうことも、大切なのかもしれませんね。

(とはいえ、なかなか・・・ねぇ)

夏の終わりに。。

みなさま、いつもありがとうございます。

夏の終わりに。。

ひとつの目標に向かい、また
ひとつのことをみんなでするのに
笑ったこと、怒ったこと、泣いたこと
考え・思いをぶつけたこと
励まし、称えあったこと etc…

大人になってはじめて分かる、心地よいなつかしさ・・・

それを感じるのは
子どものころ、多感だったころの体験や経験が
“密” だったからこそ。

「青春ってすごく密・・・」

先日まで行われていた高校野球

甲子園で優勝した
仙台育英高校の監督さんもお話しされていましたね。

スローライフ体感遠足 @渥美半島

みなさま、いつもありがとうございます。

今週のあたま(15日)、またまた(?)渥美半島へ。

人柄に触れ、大地に触れ、空気に触れ、、

これからの時代、そして、これからの自分自身にとって
必要であろうこと、大切にしていきたいことが
詰まっているような気がしました。

「世界中からお取り寄せ」から「身土不二」「地産地消」
「モノを買う」から「モノに込められた人の愛情・思いを買う」
「医学のさらなる進歩」から「自然治癒力を生かす・伸ばす」
「お金が大事」から「お金も大事」 etc…

とはいえ、まだうまく行動に移せていないので
「アマちゃん」と言われるのは、重々承知の上で。

ただ、人は、“どうせ” いつかは
スローライフしないと生きていけないのだから
早めの方がいい…の、かも。。


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『Yotteco』(福江地区)
https://www.instagram.com/yotteco_atsumi/
(日本初となる24h営業の無人産直スーパー)
 ・案内人の板倉さんと合流
 ・品物を補充しに来た地元の元気なママ、そして
  渥美へUターン(+恩返し)される川崎さんと
  たわいのない話で盛り上がる
    ||
    ↓↓
『tsunagu cafe』(若見地区)
https://www.relation-irago.com/tsunagu-cafe/
(サーフ関連、ヨガ(リラクゼーション)メインのカフェ)
 ・食事を摂る予定が、お盆は食事はないとのことで
  (今年初めての)かき氷をいただく
 ・なぜか他のお客さんの子ども(4歳の男の子)の
  遊び相手に。かくれんぼをする
    ||
    ↓↓
『assemble』(赤羽根地区)
https://www.instagram.com/assemble_irago/
(若いサーファー夫妻による今春オープンの雑貨店&カフェ)
 ・上に出た4歳の男の子のご両親が営むショップで
  (かき氷を食べた20分後に)アイスをいただく
 ・ここでも、アイスを食べながら
  子どもの遊び相手に。あっち向いてホイをする
    ||
    ↓↓
『小川農園』(堀切地区)
https://tropical-tahara.com/
(トロピカルフルーツのジャングル探検植物園)
 ・テレビ出演多数の “あやしい” 観光名所
 ・雰囲気を出すため、バリ島に関するもの
  (雑貨、仏像、小屋など)が多く展示
 ・大量の蚊に刺される
    ||
    ↓↓
『吉田園』(伊良湖地区)
https://www.facebook.com/%E5%90%89%E7%94%B0%E5%9C%92%E6%B8%A5%E7%BE%8E%E5%8D%8A%E5%B3%B6-678547525592553/
(『満点!青空レストラン』出演経験もある、完全無農薬農場)
 ・収穫間近の(?)ネギ畑の草取り
  ふかふかの土に感動! 土を手に擦り込む
 ・露地栽培を始めて数年たつという
  アイスバナナの木々を見学
  また、経営者の吉田さんに
  将来のちょっとした展望なども伺う

 

カウンセリング提供の際、カウンセラーが備わっておくべき条件(3/3)

みなさま、いつもありがとうございます。

カウンセリングを身近なものに。

前回に引き続き、クライエントさん自身が自分の力で成長するために、カウンセラーがクライエントさんに接する際に示す『3つの態度条件(※)きょうが最後です。
(引用:『ほんものの傾聴を学ぶ』 諸富祥彦著 誠信書房)


③ 自己一致

我々カウンセラーは自分のこころを無にした状態で、クライエントのこころのひだに丁寧に耳を傾けていくと同時に、カウンセラー自身のこころの深いところから発せられる声や衝動、イメージなどに繊細な意識を向けていき、そこで得られた理解を何度も響かせながらクライエントと『ともに進んでいく』姿勢を大切にしています。

Ⅰ.カウンセラーがクライエントの話をきいて『感じたこと』や『意識したこと』
Ⅱ.これをクライエントに『伝えること』や『表現すること』

(そして、この(Ⅰ→Ⅱの)流れが『自然であること』)

カウンセラーがこの姿勢を示すことで、クライエントは安心感にもつながり、(時間の早い遅いはあるものの)クライエント自身のこころの内側に入って行くことができるようになります。

我々カウンセラーにとって、この『自己一致』をしっかりできるかどうかが
皆様にとって有益となるカウンセリングを提供する一番のカギとなります。


 (※)『3つの態度条件』過去掲載分
    http://heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/1330
    http://heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/1331

カウンセリング提供の際、カウンセラーが備わっておくべき条件(2/3)

みなさま、いつもありがとうございます。

カウンセリングを身近なものに。

前回に引き続き、クライエントさん自身が自分の力で成長するために、カウンセラーがクライエントさんに接する際に示す『3つの態度条件(※) きょうが2つめです。
(引用:『ほんものの傾聴を学ぶ』 諸富祥彦著 誠信書房)


② 共感的理解

クライエントの発する言葉や態度だけでなく、私的な世界やその微妙なニュアンスに至るまで、あたかもその人自身になったかのような姿勢で感じ取り、そこで感じ取ったことを丁寧に『伝え返していくこと』を心がけています。

クライエントがまさに言わんとしていること(言葉だけでなく、その思い、体感覚といったものも含め)を「あなたのおっしゃっていること(感じていること)は……ということでしょうか」と、クライエントの ”次元” に踏みとどまりながら、ていねいに、ていねいにクライエント自身の側に身を置きつつ、暗闇の中をともに歩んでいく姿勢も同時に大切にしています。

つまりは『共感する』だけでなく「理解したよ」ということがクライエントに伝わり、より安心感をもってカウンセラーに接してもらえるよう努めます。

よって、カウンセラーが自身の考えを述べたりジャッジすることはもちろんのこと、同情することも決してありません。
(同情することは、クライエントを蔑んだ目で見ていることにつながるため)


 (※)『3つの態度条件』過去掲載分
    http://heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/1330

カウンセリング提供の際、カウンセラーが備わっておくべき条件(1/3)

みなさま、いつもありがとうございます。

カウンセリングを身近なものに。

カウンセラーはクライエントさんに対し、自身の意見で押しつけたり批判しないのはもちろんのこと
アドバイスすることや問題解決となるヒントを出すことさえも基本的にないといっていいでしょう。

これは、クライエントさん自身が自分の力(←もともとどんな人にも備わっている)で成長するために
カウンセラーがクライエントさんに 3つの態度条件 を持って接することが重要だという前提があるからです。

この条件は、クライエントの持つ “自己成長力” の信頼こそがカウンセリングの基本理念であることを示す『来談者中心療法』の創始者、カール・ロジャーズによって定義されました。
(それ以前は、専門家がクライエントに指示・助言するという形が一般的だった)

では、この3つの態度条件とは何でしょうか?

カウンセラーは、この条件を備えてクライエントさんに接することで、クライエントさんの

 〔1〕ゆっくりと落ち着いて話ができ
 〔2〕ひとつの話題をじっくり深化させることができ
 〔3〕問題の本質的な部分に立ち入ることができ
 〔4〕感情を解放しながら語ることができ
 〔5〕知的(頭)にも感情的(心)にも真の理解が得られていく


援助を行うことができます。
(引用:『ほんものの傾聴を学ぶ』 諸富祥彦著 誠信書房)


① 無条件の肯定的関心(受容)

カウンセラーがクライエントを「あなたが○○の場合だけ認めます」といった条件を持たず、また、カウンセラーの価値観によって「この部分は大切だが、これは大切でない」といった取捨選択をせず、クライエントから表現された言葉・態度・雰囲気すべてを受容するという姿勢のことです。

ひとつの『空間』の中に、クライエントの『こころ』が自由に漂っているようなイメージでしょうか。

この、クライエントのこころが安心して自由に漂える空間をカウンセラーがつくることによって、クライエントは「自分はこのままの状態でいいんだ」と感じ、安心感をもつと同時に、おどおどしたり、「批判されるかもしれない」と恐れたりせず、気遣うことなく自由に話をすることができるようになります。


以降、あす、あさってと残り2つを書いていきます。