ハートオフィス・あおい

NEWS RELEASE 新着情報

2022年09月

こだわりを持つ人の弱点

みなさま、いつもありがとうございます。

なんとなーくですが、、

『こだわり』を持つ人って
少しストイックな感じがして、カッコよく見えることもしばしば。

現に “成功” している人の多くは
何から『こだわり』を持っている気がする。

だけど、それは
『頑固』と表裏一体であり

「このやり方で俺は成功したから正しいんだ」
(だから、お前たちもそうしなさい)と

周りが振り回されるという
負の側面も併せ持つ。

で、特に最近思うのは
そういう人たちって、柔軟性がなくなってしまうので
結果、脳の老化がとても早い気がするんですよね。。

(当然のこと、本人はそれに気づいていない)

ほんとうに

なんとなーくですが、、

「○○のせいで」と「○○のおかげで」の違い〔コラム〕

みなさま、いつもありがとうございます。

「○○のせいで」と「○○のおかげで」

この割合・・・ほんとうは半分ずつのはず。

予期せぬ事態に対し、最初は
「○○のせいで」と思ったとしても

ある程度自分軸を持っている人や
何かしらの出来事に対し
「まぁ、そういうこともあるよね~」
と思える人は
「○○のおかげで」と
あとで “変換” できる人が多いみたいだけれど

社会や世の中・上の立場の人に従順な人や
物事をなかなか自分で決められない人などは
とそのまま “くすぶり続ける” ことが多いみたい。。

両者の違い、、もう少し付け加えるならば
「自分の人生は自分の選択によってできている」という自覚があるかどうか
また
自分の価値・評価を自らで行えているかどうか
ということになるのでしょう・・・


人との関わりもそう

『気を遣う』ことで疲れてしまうのは
相手を主語〔主役〕にしているから。

『気を配る』ようにすれば
自分が主語となるので
たぶん、今よりは疲れないはず。

当然、自分に言い聞かせている部分はありますよ。

カウンセリングの最中、カウンセラーが皆様に伝えるメッセージ(4/4)

みなさま、いつもありがとうございます。

カウンセリングを身近なものに。

テーマとしてお送りしている『クライエントを勇気づけるためのメッセージ』 (下記参照)
本日は最後 『これからも応援するよ』のメッセージ  の具体例です。

いままでの自分を受け入れ、前に向かって進んでいこうと決断された
クライエントさんの背中を後押しする
意味が込められています。
(引用:『目からウロコのカウンセリング革命』 下園壮太著 日本評論社)

「よく決断したね」
「よくやってるね」
「君ならできるよ」
「ゴールはもうすぐだよ」
「ここはちょっとふんばりどころだよ」
「みんなもそうやって頑張っているよ」
「こういう考え方もあるよ」
「(もしやっていないのなら)こういう方法もあるよ」
「自分に負けたらダメだよ」


など。


以上、3つの大きな括りでお伝えしましたが、(専門的なカウンセリングに限らず)誰かにちょっとした相談を受けたときなどにも使えそうなメッセージがいくつかあったのではないでしょうか。

ただ、相手が必要以上に不安を抱えていたり、精神的にエネルギーを消耗してしまっている場合は
必ずしもこれらのメッセージが有効と限らないため、その部分の見極めは大変重要となってきます。


 『勇気づけるためのメッセージを伝える』URL
 http://heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/1352

 (『カウンセラーが伝える重要なメッセージ』過去掲載分)
 http://heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/1353
 http://heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/1354
 

カウンセリングの最中、カウンセラーが皆様に伝えるメッセージ(3/4)

みなさま、いつもありがとうございます。

カウンセリングを身近なものに。

テーマとしてお送りしている『クライエントを勇気づけるためのメッセージ』(下記参照)
本日はその2つめ『ちゃんと守ってあげるよ』のメッセージ の具体例です。

クライエントさんのいままでの行動を認め、ねぎらいを示したあとは
「このままでいいんだ」「ここにいてもいいんだ」「私一人じゃないんだ」といった
クライエントさんの安心感につながるメッセージを送る 必要があります。
(引用:『目からウロコのカウンセリング革命』下園壮太著 日本評論社)

「思ったことを口にしていいんだよ」
「弱音吐いてもいいよ」
「泣いてもいいよ」
「ちっともダメなんかじゃないよ」
「君一人のせいじゃないよ」
「君一人じゃないよ(一緒に戦おう)」
「ぼくが守ってあげるよ」
「ぼくが代わりにやってあげるよ」


など。


勇気づけるためのメッセージ、最後のひとつ・・・
あす紹介します。


 『勇気づけるためのメッセージを伝える』URL
 http://heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/1352

 (『カウンセラーが皆様に伝えるメッセージ』過去掲載分)
 http://heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/1353

カウンセリングの最中、カウンセラーが皆様に伝えるメッセージ(2/4)

みなさま、いつもありがとうございます。

カウンセリングを身近なものに。

前回、カウンセラーが皆様に接する際『3つの態度条件をもって接する』こと以外に
カウンセリングの最中に『勇気づけるためのメッセージを伝える』ことについて書きました。(下記参照)

本日はその中のひとつめ『いままでがんばってきたね』のメッセージ の具体例です。
話を聴いて最初にすることのひとつに
クライエントさんのいままでの行動を認め、ねぎらう 必要があります。
(参考文献:『目からウロコのカウンセリング革命』下園壮太著 日本評論社)

「いままでよくがんばってきたね」
「大変だったね」
「苦しかったね」
「すごいじゃないか」
「うまくやっているよ」
「今のままで十分いいよ」
「変わらなくてもいいよ」
「完全にできなくてもいいんだよ」
「そうなってしまうのも普通だよ」
「そうなってしまったのも無理はないよ」


など。


勇気づけるためのメッセージの残り2つ・・・
あす、あさってと紹介していきます。


 『勇気づけるためのメッセージを伝える』URL
 http://heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/1352

カウンセリングの最中、カウンセラーが皆様に伝えるメッセージ(1/4)

みなさま、いつもありがとうございます。

カウンセリングを身近なものに。

カウンセリングを行う際、カウンセラーが大切にしていることとして
『3つの態度条件(※)』をもって接する というのを以前テーマにしたことがありますが
実際にカウンセリングを行ってお話を伺う際、もうひとつ重要なことがあり、それは
カウンセラーがクライエントさんに対して『勇気づけるためのメッセージを伝える』ことです。
(参考文献:『目からウロコのカウンセリング革命』下園壮太著 日本評論社)

また、この『勇気づけるためのメッセージ』は、クライエントさんの心境変化によって
 ①『いままでがんばってきたね』のメッセージ
 ②『ちゃんと守ってあげるよ』のメッセージ
 ③『これからも応援するよのメッセージ

の大きく3つに分けることができます。


それぞれのメッセージ・・・
具体的にどんな言葉があてはまるのでしょうか。

次回以降に紹介していきます。


 (※:3つの態度条件)
 http://heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/1330
 http://heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/1331
 http://heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/1332

『上書き保存』の法則〔コラム〕

みなさま、いつもありがとうございます。

例えば、人とのやり取り、モノやコトを進めていく中で

「ちょっと言い過ぎたかも」とか
「ああしとけばよかった」とか
なんとなくひっかかる、腑に落ちない・・・

そんなときは
家に帰って、その日のうちに

そのとき、どう言えばよかったのか
どうふるまえばよかったのかを一度整理して
部屋の中で一人きりになって
言葉(セリフ)と身体(身振り手振り)で表現する。

それを何回か繰り返し
そのとき〔過去〕の “ちょっとした後悔(=失敗)” を
さっき〔今〕見つけた “最高の形(=成功)” で
ココロとカラダに浸透させる。

『上書き保存』みたいな。

もうひとつ別の表現で書くならば
今後、自分の中でくすぶり続けるのを避け
完全燃焼させてしまうようなイメージでしょうか。。

相手には伝えられなかったとしても
自分の中である程度の納得感は得られると思います。

その日の “モヤモヤ”、その日のうちに対処を。

眠れぬ夜に〔♯9〕『自己啓発』とは?

みなさま、いつもありがとうございます。

眠れぬ夜に・・・
明日につながる希望の哲学シリーズ〔♯9〕

『自己啓発(じこけいはつ)』とは・・・
『大局に物事を見る訓練』である。



〔解釈とヒント〕

先行き不安定で、終身雇用もままならなくなったこの時代。

パソコン、英会話、各種資格取得のための勉強等
眠れない夜に『自己啓発』をしているという方もいらっしゃるかもしれません。

ただ、本来の『自己啓発』というのは
今日使われているような即物的なものではなく
自身の頭の中でじっくり考えて答えを導くことを言うようです。

ちなみに、『自己啓発』を英語では『enlightnment』と言い
「暗い部分を光で照らすこと」ということになります。

(ここでいう『暗い部分』とは、自分の分かっていない・知らないことを指す)


知らないこと、気づいていないことを知るというのは
人間にとってとっても大きな意味を持ち
それを知らないまま過ごしていくことはよくないことだということになります。

(無知で恥ずかしい経験をしてしまったという方もいらっしゃるのでは)


たとえば、今の時代、男女平等があたりまえの世の中になりましたが
そのことを知らない男性が女性に対し、家来のような扱い方をしていたら、どうでしょうか?

きっと周囲の人は不快に思うでしょうし
ひいては、差別的発言をしたり人権侵害になるような扱いをしたりと
トラブルばかり起こす人物になってしまうかもしれません。
(法に触れて警察沙汰なんてことも・・・)


つまり、大人になって『社会の一員』として生活していくためには
「知らなかった」で済まされるわけにはいかず
「できるだけ知っておく必要がある」ことになります。

さきほどの『暗い部分』を例にあげると
光の当たっていない場所(自分の分かっていない・知らないこと)に気づくには
一歩引いて全体を見る(大局に見る)必要があり、端的に言うと

『自己啓発』=『大局的に物事を見る訓練をすること』

になります。


ちなみに、啓蒙主義の思想家である福沢諭吉(1835-1901)は
著書『学問のすゝめ』の中で
「疑いの世界に真理多し」という言葉を残しています。

つまり、大局的に物事を見るためには
目の前にあるもっともらしいことを『疑う』ことから始めるといいのかもしれません。

もちろん、疑いすぎるのもよくないですが
素直すぎて視野が狭いままだったなんでこともあったりしますので
一歩引いて、全体が見れるような・・・
(高いところから、俯瞰して見れるような・・・)
そんな訓練を日ごろからしておくことが、確かに必要なのかもしれませんね。


(引用:『眠れぬ夜の哲学』小川仁志著 PHP研究所)

求めれば求めるほど追いかけてくる・・・だから〔コラム〕

みなさま、いつもありがとうございます。

『正しさ』や『正義』を求めるほど
『間違い』や『悪』が追いかけてくる
(ちなみに、『正義』の反対は『悪』ではない)
(言葉的には、『正義』の反対は『不義』という単語)

『健康』を求めるほど
『不健康』が追いかけてくる

『幸せ』を求めるほど
『不幸せ』が追いかけてくる

『成功』や『一流』を求めるほど
『失敗』や『二流』『三流』が追いかけてくる

『楽しさ』を求めるほど
『楽しくない』『つまらない』が追いかけてくる・・・


なので、たまには、あまり何も考えず
頭の中をニュートラルにすると同時に
「なんとなく」で過ごしてみましょうか。。

なんとなく行こうかなと思ったところに行って
なんとなくやろうかなと思ったことをやって
なんとなく会いたいなと思った人に会って・・・


と、“なんとなく” 書いてみました(笑)

「昔はよかった」そんな気持ちを小さくするには(4/4)

みなさま、いつもありがとうございます。

過去4回にわたってお送りしているテーマ(下記)
『なぜ人は「昔はよかった」と思うのか』

「昔はよかった・・・」
そんな気持ちを小さくするための方法をいくつか紹介してきましたが
最後にひとつ、とても大切なこと〔メッセージ〕を思いついたので
それを書いてテーマの終わりにしたいと思います。


人間、年齢を重ねれば重ねるほど将来の ”可能性” は減っていきますし
責任ある仕事・子育て・介護など、背負う荷物が重くなる一方
気力や体力といったものが少しずつ失われていくので
(それらを過ぎて荷物が軽くなると、自分の『価値』や『生きがい』を見い出せなくなってしまう)
「昔はよかった」と思うのは、生きていくうえで ”必然的な流れ” だと思います。

しかし、その一方で、「昔はよかった」と強く思う気持ちの裏側には
「やり直せることなら、もう一度やり直したい」という気持ち、そして
健康を害したり、身近な人と別れたり、思いがけない災難に見舞われるなどして
「あたりまえだったことが、あたりまえでなくなった」という環境要因も
少なからず存在しているような気がします。

カウンセリング手法のひとつに、〔過去〕に対する ”しがらみ” を小さくする
(後悔・未練の気持ち、やり残し、トラウマなどを小さくする)方法もあるのですが
肝に銘じておきたいのは、人生は自らの『選択』によってつくられている という事実。

そのため、〔過去〕に目を向け「昔はよかった」と思ってしまうことがあったとしても
きょうという日〔現在〕、そして、これから始まる新しい日々〔未来〕
朝何時に起き、何を食べ、何を着て出かけるかといった日常の『小さなこと』から
結婚や離婚、就職や転職、誰を友とし、誰と人生を共にするかといった『大きなこと』まで
”本気で選んで” 今後の人生作り上げていく 必要があると思います。
(あたりまえですが、きょうという日は二度とやってこない)


誰にでも平等にやってくる、あしたからの新しい日々・・・
自分だけのキャンパスに、一生をかけて作品を描きあげていくように。

また、これ以上後悔や未練といったものを増やさないように。
(〔過去〕に起こった出来事の『事実』そのものは変わらないけど、生き方・考え方・人との関わり方を変えることで、出来事に対する『解釈』は変えることができる)

「昔はよかったけど、いまも十分いいじゃないか」と思えるように。

いまからでも決して遅くはないと思います。


 『「昔はよかった」そんな気持ちを小さくするには』過去掲載分
 http://www.heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/1339
   http://www.heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/1340
 http://www.heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/1341

 『なぜ人は「昔はよかった」と思うのか』URL
 http://www.heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/1338