ハートオフィス・あおい

NEWS RELEASE 新着情報

2022年11月

私の考える「 “うつ” を “やめる” 」方法とは〔♯1〕

みなさま、いつもありがとうございます。

先日お送りしたテーマ『「 ”うつ” を ”やめる” 」誓いを立てるには』において(下記)
苦しい “うつ” から脱出するために、まず心のつらさ・苦しみなどを理解してもらったのち
いままで自分を苦しめてきた生活環境・人間関係等を丁寧に見直す必要があると書きましたが
それ以外に、日常生活の中でどのようにすれば “うつ” を “やめられる” のか
私なりの経験と心理職としての知識をもとに書いていきたいと思います。
(以降、不定期で、思いつくたびに書いていきます)


〔1〕自然のリズムに沿った、規則正しい生活を送るようにする

初っ端から「それができたら苦労しない」と言われそうですが・・・

とはいえ “うつ” をやめるためには
“本気になって” これを実行する必要があると思います。

というのは、過去に “うつ” を経験した私自身の気づきでもあるのですが
”うつ” というのは、いわゆる『生活習慣病』の予備軍に近いようなもの であるということ。

仕事や家庭のこと、それに基づく人間関係を優先することによって
基本的な生活さえおろそかにしているところはないでしょうか?
(自分のココロとカラダをないがしろにしているというか)

いくつかの例を挙げてみると・・・

〔寝る時間〕
息抜きする時間をつくりたいということで、夜遅くやっているバラエティー番組を観たり
スマホやネットサーフィンをして、つい夜更かししてしまったり。
   ↓↓
 身体だけでなく、脳や心を休ませる最良の手段が睡眠であることを
 全く無視してしまっている

〔食べる時間〕
手軽に食べられるものですまそうと、スーパーやコンビニで売られている総菜・弁当など
既に加工済の商品をおかずにしたり、多くの種類のサプリメントで補ったり。
   ↓↓
 (言うまでもなく)素材そのものを買って料理するのが理想
 毎日難しくても、週何日かは挑戦してみる

〔自分だけの時間〕
急に手持ちぶさたになって、ただネットやテレビを見るだけの時間を過ごしてしまったり
落ち着かないからと言って無理やり予定をいれて、自分を “忙しく” させたり。
趣味や気分転換したつもりでも、頭の中〔思考〕はいつもどおり。
   ↓↓
 ・ただ社会や周囲に流されるだけの “いたずらな” 日々
 ・自分自身に向き合う時間をつくらず、気が付けばもう○歳・・・


日の光を浴びることによって交感神経が上がり、活動的になる一方で
日が沈んで夜になると、交感神経が下がり(副交感神経が上がり)
身体が休まるようになっているのが、生き物としての自然な姿・・・

にもかかわらず、夜遅くまで明るい光のもと
テレビ・ネット・スマホで交感神経を刺激したままの生活・・・
(結果、睡眠不足になり、身体や脳にちょっとずつダメージが)

“うつ” にならないまでも、身体や心に何らかの影響があるような気がしてなりません。


 『「 “うつ” を “やめる” 」誓いを立てるには』URL
 http://www.heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/1396

「 “うつ” を “やめる” 」誓いを立てるには

みなさま、いつもありがとうございます。

以前書いた “うつ” に関する話の続きになります。
http://www.heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/1389 )

いうまでもなく、“うつ” というものはつらいものです。

このつらさは、なってみた人にしか分からないですし
言葉や比喩を使ってどんなにうまく説明しようとしても
“健康な人” にはなかなか伝わりません。

また、当然、“うつ” の人には
そこから脱したいという気持ちが少なからずあるわけですが
残念ながら「“ほんとうに” 治したいか・治りたいか」と仮に質問してみた場合
治したい・治りたいと考える人は、実はとても少ないような気がするのです。

(もうすこし細かく書くと「治したい気持ちはあっても、治りたくない」のでは・・・)
(ただし、CTスキャン・MRI・光トポグラフィーなどの精密検査によって『脳の病気』と判断された場合、話は別です)


なぜか・・・

それは、仕事にしろ、家事子育てにしろ、その他、人との付き合いにしろ
長い間自分に無理に無理を重ねて生活してきた結果 “うつ” になってしまったので
“うつ” が治ってしまうと、また今までどおりのつらい・苦しい生活に戻ってしまうということに
うすうす気づいている部分があるからだと思います。

(頭では治したい・治りたいと思っていても、身体そのものは治ろうとしないでいる)
( “うつ” はある意味、自分の身の回りの環境や社会に対する “抵抗” のサインのひとつ)



では、どうすれば “うつ” はなくなる(もしくは、和らぐ)のでしょうか?

実は “うつ” の人が心から望んでいることがあり
(とはいっても、本人すら気づいていない無意識のレベルで)
まず最初にそれを行う必要があります。

その心から望んていることとは・・・

・自分の苦しみ、不安、つらさを分かってくれること
・自分を甘えさせてくれること/100%受容してくれること
・“現実から逃げる” こと


であり、それによって、まずは ”うつ” の人を
無条件で受け入れ、共感的理解を示す 必要があります。

そして、それによってある程度 “うつ” の人の心の整理ができた後
いままで自分を苦しめてきた生活環境・人間関係等を一つひとつ丁寧に見直し
何を残して、何を捨てるのかちゃんと精査する必要があると思います。

(とはいえ、生活環境・人間関係に必ずしも非があるわけでなく、その人にとって「合わなかった」ということ)


ある意味、本気になっていままでの生活環境・人間関係を変えることで
「 “うつ” を “やめる” 」という誓いがたてられるかどうか、、

“うつ” になった人の、一番大きな壁のような気がします。

『心に関するお話し会』のご案内(12/4 @豊橋)(再送)

みなさま、いつもありがとうございます。

今年3回目となる
『心に関するお話し会』を開催します。

今回はすこし趣向を変えて
従来の『メンタル・ストレッチ』だけではなく
私がファシリテーターとなって
参加者の皆さんが日頃感じていることなど
自由にお話しする時間をつくりました〔第二部〕。

メンタルストレッチとともに
皆さんと私自身の “心の調律” 、そして
『やさしい世界』について考え、一緒につくっていきましょう。

ピンときた方、ぜひご参加くださいね。

お待ちしております。

====================

『 “心の調律師” と考える やさしい世界のつくり方 』

 〔日時〕
 2022年12月4日(日)
 14時~16時(終了目安)

 〔場所〕
 キッチンイマイ
 (豊橋市中岩田2-9-3)
 (豊岡中学校南東すぐ)
 https://kitchen-imai1.com/

 〔料金〕
 2500円(ドリンク・デザート付き)

====================

 〔開催目的〕
・社会や世の中の状況、環境、立場
 また、自身の抱える問題・悩みの大小に関わらず
 “揺るぎない自分” を創り上げていく大切さを謳い
 それに興味・関心を示す方を増やしていく
・上記の意識づけ・習慣化ににより
 “うつ” や認知症が脳の機能低下という考えのもと
 “うつ” で病院にかかり、薬に頼る人や
 将来認知症になる可能性を少しでも減らていく

 〔内容・特徴〕
・『心』について様々な角度からアプローチするとともに
  “揺るぎない自分” を創り上げていくための
 心のあり方・基本姿勢を整理していきます
・いくつかの質問〔人生の問い〕を用意し
 自身の生きている意味・価値・可能性について
 客観的に見つめる時間を設けています
・哲学的要素・スピリチュアル要素を含みますが
 普段使いの分かりやすい言葉を用い
 抵抗なく理解・納得できるよう考慮しています

 〔将来的に〕
 豊橋の他に静岡、浜松、岐阜地区も視野に入れ
 各所3ヶ月に1度くらいのペースで行っていきたい
 (豊橋以外、知人はほとんどいませんが)
 (ただ単に電車に乗って旅気分を味わいたいという…)

 〔その他〕
 近い将来、豊橋に戻るために “勢い” をつけたい
 (戻ろうと思う理由がいくつかありまして)

心を取り扱う者として、普段の生活でこころがけていること(3/3)

みなさま、いつもありがとうございます。

カウンセリングを身近なものに。

一昨日よりお送りしているテーマ。

心を取り扱う者として、また、ひとりの成人として普段の生活で心がけていること(※)
きょうが最後になります。

みなさまも日々生活していくうえで、何かしら参考になる部分があったとしたらうれしいです。


⑤ 健全な肉体を保つ

特に40代半ばになり、このことを意識するようになりました。

それは『こころ』の動きも、健康な『からだ』があってこそということに改めて気がついたからです。

同じ出来事に対する受け取り方や解釈の仕方にしても、健康なときとそうでないときに
受け取り方が全然違うという経験はみなさまもお持ちではないでしょうか。
(言うまでもなく、健康なときの方が物事を前向きに捉えられますよね)

そのため、栄養のバランスを考えて食事を摂ることはもちろんのこと
毎日のウォーキング、全身ストレッチ(同時に、身体のコリがないかをチェック)
腸をはじめとしたお腹周りのマッサージをすることも心がけています。

何度かこのプレスリリースにも書いていますが
身体が病気になってしまう大きな要因のひとつにあるのは、身体のコリや冷えによって
新鮮な血液やリンパ・神経細胞といったものが身体の隅々にまで行きわたらないため。
( “うつ” はそれらのものが脳に行きわたっていないため発生する)

そのため、新鮮な血液・リンパ・神経細胞が身体の隅々にまで行きわたるようのを心がけて
(「行きわたっているな」と自分で感じられるような感じで)日々過ごすようにしています。


⑥ 幸せでいる

なんといっても、これですよね!

幸せの定義は人によって大きく異なるわけですが、私の幸せの定義は

・“ありのままの自分” にOKサインが出せていること
・無理のない、穏やかな気持ちでいること
・周りの人に感謝する気持ちが持てていること


(感覚的なものではありますが)この3つを大切にしています。

その他、幸せの定義の最たる条件として入れやすい
『家族みんなが元気で明るくいる』というのは
人に期待してしまうことにつながるので(自分の力でコントロールするできない)
あくまで、自分基準で幸せの定義を見つけるのがいいと思います。


以上、そんなところでしょうか。


 (※)『心を取り扱う者として、普段の生活で心がけていること』過去掲載分
    http://heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/1391
    http://heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/1392

心を取り扱う者として、普段の生活でこころがけていること(2/3)

みなさま、いつもありがとうございます。

カウンセリングを身近なものに。

心を取り扱う者として、また、ひとりの成人として普段の生活で心がけていること(※)
きのうに引き続き、きょうが2回目です(全3回)。

みなさまも日々生活していくうえで、何かしら参考になる部分があったとしたらうれしいです。


③ “心がざわつく”ことを避ける・控える

テレビやネット、人から何気なく伝わってくるうわさ話・・・
世の中、いろいろな情報であふれ返っているわけですが
どちらかというと、あまりよくない・ネガティブだと感じる情報の方が多いように思います。

もちろん、自分にとって有能な情報もあるわけですが
自分にとって嫌だと感じる情報が目につくなど、心の中で “ざわつき” を感じ始めたら
おもいきってシャットアウトし、ヒーリング音楽を聴いたり、自分の好きなことをするなどして
心地よい・穏やかな気持ちでいられることに集中します。

また、自分の身の回りや世の中で発生する数多くの出来事について
自分の力で解決できるものについては、当然、それに取り組んで問題解決に努めますが
(政治や複雑な社会問題など)自分の力で解決できないような問題については
どんなに思考を凝らしてもただのストレスになってしまうので、あまり目をむけないようにしています。
(関心をなくすというわけではありません)

そのほかにも、都会の喧騒や人混みの中に長い時間いること、深夜に出かけることなど
“心のざわつき” を生み出すキッカケになるようなこともあまりしないようにしています。
(その独特な緊張感みたいなものがたまに心地よかったりするんですけどね。。。)


④ 人と一定の距離感を持つ(境界線を引く)

心を取り扱う仕事をしている以上、「ある種特別な存在でいなれけば」という思いがあることもあって
(いままで誰にも言えなかったことを「この人になら言おう」と思ってもらえるような存在)
(安心・信頼してもらえるような存在)
(心のよりどころになる存在)
身内でない限り深く干渉しないというか、一定の距離感を持つようにしています。

例をあげると、他人の悪口やただのグチを聞く(聞かされる)ような場面や
騒ぐだけのお酒の席、お祭りやコンサート会場などといった
ストレスのはけ口になりうる空間は極力避けるようにしています。

というのは、その人たちの “我(が)” を必要以上に感じてしまった場合
のちに自分が提供するカウンセリング・コーチングに影響してくることがあるからです。

そういった意味では、少し表現に毒はありますが
『③ “心がざわつく”ことを避ける・控える』に近い部分があるかもしれません。


残りにつきましては、またあした書いていきたいと思います。


 (※)『心を取り扱う者として、普段の生活で心がけていること』過去掲載分
    http://heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/1391

心を取り扱う者として、普段の生活でこころがけていること(1/3)

みなさま、いつもありがとうございます。

カウンセリングを身近なものに。

きょうは少し趣向を変えて・・・

心を取り扱う者として、また、ひとりの成人として
普段の生活で心がけていることをきょうから3回にわたって書こうと思います。

とはいえ、何か特別なことをしているわけではないですけどね。
あくまで “心がけている” こととして。。

みなさまも日々生活していくうえで、何かしら参考になる部分があったとしたらうれしいです。


① いま行っている一つひとつの動作を丁寧にする

食事をする、身支度をする、運転をする、買い物をする・・・

日々過ごしていく中で、毎日必ずとる行動があるわけですが
それらの動作・一連の流れを一つひとつ丁寧に意識して行うようにしています。

というのは、それら日常にとる行動の多くのものは
すでに意識しなくてもできる(身体が覚えている)動作のため
身体はその作業をしていても、思考は全く別のことを考えている・・・
つまり「心ここにあらず」という状態になりがちです。
(朝、身支度しているとき、今日こなさなければならない仕事のことで頭がいっぱいになっている など)
(慣れた道を運転する際、(よそ事を考え)知らぬ間に目的地に着いた…なんてこと、ありますよね)

(「心ここにあらず」というのは、ある意味「我を忘れている」「自分を見失っている状態」でもあるとも言えます)

自分にとって何か想定外の出来事が起きてしまったとき
我を忘れていて、はたまた、自分を見失い必要以上に感情的になってしまったのなら
(『こころ』と『からだ』がバラバラな状態になってしまったのなら)
セラピストとしては本末転倒なので、常日頃から日常の動作を丁寧に意識して行うことで
自分を客観的にみるクセ、一時の感情に流されないクセ、“ニュートラルな自分” でいられるクセをつけるようにしています。

端的に言うと、目の前にある『いま、ここ』に意識を向ける。

『マインドフルネス』の基本でもありますよね。


② 自分がどんな感情でいたのか、客観的に振り返る

日常のできごとの中で、人との触れ合いの中で
自分がどのような感情でいたのか、客観的に振り返ることを日課としています。

例えば、その日起こった出来事のなかで
「○○をしていたとき(△△に××と言われたとき)、ちょっとイライラしたな」 とか
「ところで、なぜあんなにイライラしてしてしまったのだろう」 など

そこで1つポイントがあるのですが、そういった振り返りを行う際に

・無理に原因追及しないこと
 (特に(人のせいにするなど)自分の外に原因を求めるのではなく、自分の内側にその原因を求める)
 (『原因』というよりは『要因』という表現の方が正しいかも)
・軽く反省することはあっても、後悔はしない

ことです。
 
(そう、大事なのは『客観的』であること)

感情は湧き上がってくるものなので、むやみに否定しないでそのまま受け入れるのがいいです。

また、客観的に振り返ったことによる感情の気づきは、自分の性格傾向(クセ)を自覚したり
次に同じような感情を持った時、一種の免疫となってコントロールできるため
普段の生活だけでなく、のちに自分が提供するカウンセリング・コーチングに役立つことも多いです。


続きはまたあした、あさってと書いていこうと思います。

「 “うつ” が治らない」と嘆く方へ

みなさま、いつもありがとうございます。

最近に限らず、以前より
私が個人的に気になっている話のひとつのあるのが
心療内科に通っているという方いわく
「薬を何年も飲み続けているけど、いつになったら治るのか」という話。

私はお医者さんではないので
その方の “うつ” が病的であるかどうか、はたまた
治る・治らないという話をすることはできませんが
ひとつ、“うつ” のみなさんに聞いてみたいことがあるのです。

それは

 もし、お医者さんから
 「もう治ったので来なくていいですよ」

 と言われたら、どうしますか?


ちなみに、私の中で “うつ” というのは『脳の病気』として認識しています。

〔現代医学による “うつ” のおもな検査方法〕
・光トポグラフィー検査(近赤外線を使用して前頭葉の血流量の変化パターンを確認する)
・CTやMRIによる神経変性疾患診断(+脳の収縮などの確認)
・脳波検査(脳の “異常活動” を観察する) など


つまり、これらの検査をして『異常』と判断されれば、当然病院での治療が必要となるわけですが
異常がみられなかった場合は、医学的に治すものでないという考えを持っています。


さて、話は元に戻り

薬を何年も飲み続け「いつ “うつ” が治るのか治らない」と嘆いていたとしても
いざ、お医者さんから「もうあなた、治ったから来なくていいですよ」と言われたとしたら
おそらく「そんなことはない!だってまだ気分が落ち込むから…」と言って
いろいろな症状を “作って” お医者さんに訴えるのではないかと思います。

そう。

つまり、少なからず
「自分で病気や症状を作っている」
ところがあるというか。。    

  ↑↑
 “うつ” が治ってしまうと
 (今までどおりの)つらい・苦しい生活に戻らなくてはいけない…
 だから “治らないまま” でいる



『心の病気』を取り扱うお医者さんであっても
あくまで目に見える身体の異常( ”うつ” については脳の異常)を治療するのが本来の役目。

目に見えない身体の異常や、精神的なものについては
自分に合ったセラピスト(カウンセラー、各種療法士、整体師など)を見つけ
医学以外の方法でじっくり取り組む方が
(時間はかかるかもしれませんが)結果的によい方向に進むように思えます。

というのは、本来、セラピストというのは
その人のもともと持っていた自然治癒力や自己解決力を引き出すのが役目ですからね。


いま現在 ”うつ” で苦しい思いをされているという方も
ほんとうに治したい・治りたいのであれば
(100%医学に頼らず)「自分でもできることはやっていこう」という気持ち〔勇気〕を
ほんの少しでもいいから持っていただく必要があるのかもしれません。

『心に関するお話し会』のご案内(12/4 @豊橋)(再送)

みなさま、いつもありがとうございます。

今年3回目となる
『心に関するお話し会』を開催します。

今回はすこし趣向を変えて
従来の『メンタル・ストレッチ』だけではなく
私がファシリテーターとなって
参加者の皆さんが日頃感じていることなど
自由にお話しする時間をつくりました〔第二部〕。

メンタルストレッチとともに
皆さんと私自身の “心の調律” 、そして
『やさしい世界』について考え、一緒につくっていきましょう。

ピンときた方、ぜひご参加くださいね。

お待ちしております。

====================

『 “心の調律師” と考える やさしい世界のつくり方 』

 〔日時〕
 2022年12月4日(日)
 14時~16時(終了目安)

 〔場所〕
 キッチンイマイ
 (豊橋市中岩田2-9-3)
 (豊岡中学校南東すぐ)
 https://kitchen-imai1.com/

 〔料金〕
 2500円(ドリンク・デザート付き)

====================

 〔開催目的〕
・社会や世の中の状況、環境、立場
 また、自身の抱える問題・悩みの大小に関わらず
 “揺るぎない自分” を創り上げていく大切さを謳い
 それに興味・関心を示す方を増やしていく
・上記の意識づけ・習慣化ににより
 “うつ” や認知症が脳の機能低下という考えのもと
 “うつ” で病院にかかり、薬に頼る人や
 将来認知症になる可能性を少しでも減らていく

 〔内容・特徴〕
・『心』について様々な角度からアプローチするとともに
  “揺るぎない自分” を創り上げていくための
 心のあり方・基本姿勢を整理していきます
・いくつかの質問〔人生の問い〕を用意し
 自身の生きている意味・価値・可能性について
 客観的に見つめる時間を設けています
・哲学的要素・スピリチュアル要素を含みますが
 普段使いの分かりやすい言葉を用い
 抵抗なく理解・納得できるよう考慮しています

 〔将来的に〕
 豊橋の他に静岡、浜松、岐阜地区も視野に入れ
 各所3ヶ月に1度くらいのペースで行っていきたい
 (豊橋以外、知人はほとんどいませんが)
 (ただ単に電車に乗って旅気分を味わいたいという…)

 〔その他〕
 近い将来、豊橋に戻るために “勢い” をつけたい
 (戻ろうと思う理由がいくつかありまして)

眠れぬ夜に〔♯11〕『モチベーション』とは?

みなさま、いつもありがとうございます。

眠れぬ夜に・・・
明日につながる希望の哲学シリーズ〔♯11〕

『モチベーション(もちべーしょん)』とは・・・
『達成感の産物』である。



〔解釈とヒント〕

仕事でも何でもそうですが、モチベーションが下がると
明日がつまらなくなってきますよね。

モチベーションの語源が『モチーフ(動機)』からきているように
モチベーションとは、すべての原動力のことを指します。
(学校の授業で取り入れていいくらい重要視すべき事柄と言えます)


ところで皆さんは、どのようにしたらモチベーションが上がると思いますか?

初心を思い出す?

ご褒美をもらう?

叱咤激励をしてもらう?

いろいろあると思いますが、ここで重要視するのは『達成感』です。

結果が出ず、やる気がどんどん失われてしまった一方で
結果が出たため、どんどんやる気がわいたという経験をされたという方も、きっと多いと思います。

(子供を見るとわかりやすいですよね)


このことに対して、アメリカに『プラグマティズム』という思想(下記)があるのですが

 「何かの役に立てば、それが正しい」
 「結果が出れば、それでいい」


この思想を実践したのが、アップル社の創設者、スティーブ・ジョブズ(1955-2011)。

iPhoneをはじめ数多くの製品を世に送り出し、それまでの生活に革命を与えた一方で
味わった挫折も数限りなく多かったと思うのですが、チャレンジし続けることができたのは
(たとえそれがたまたまであったとしても)うまくいったときの喜びが忘れられなかったからなのではないでしょうか。


では『達成感』に関する話をもうひとつ。

子どもに対し、どうしたら勉強を好きになるか聞いたところ、口をそろえていったことは

「勉強が分かれば好きになる」

ということだったそうです。

これは、達成感が得られれば誰かに言われなくても
自ら勉強するということにつながりそうです。

またこの理屈は、何も子どもに限らず、大人にも当てはまりますね。

ただ大人は、様々な経験を重ねたことで、そう簡単に達成できるものが少なくなってしまったため
その喜び(達成感)を “忘れている” ようなところがあるかもしれません。

そのため、どんな小さなことでもいいので 日々の達成感を大切にする ことこそ
明日を生きるための大きなヒントが隠されているような気がします。


(引用:『眠れぬ夜の哲学』小川仁志著 PHP研究所)

事実と価値観〔コラム〕

みなさま、いつもありがとうございます。

先日、とある方のFacebook投稿にて
『事実と価値観』について書かれたのを目にしたわけですが

良好な人間関係を築くコツのひとつに
『価値観(+思い・感じたこと)の共有』の前に
『事実の共有』が大切なのではと、ふと思いました。


単純な例ではありますが、、

〔事実その1〕
気温が20℃

〔事実1に対する価値観・思い〕
春から夏にかけての20℃は暖かく感じるし
夏から秋にかけての20℃は涼しく感じる

〔事実その2〕
40km/hで車を運転

〔事実2に対する価値観・思い〕
・大事な商談。普段の道が事故で使えず、迂回して時間大幅ロス
・家族が病気やケガをした。一刻も早く病院に行きたい
・急にお腹が痛くなり、コンビニ行ってトイレに駆け込みたい
   ↓↓
 前の車が40km/hで走っていると遅く感じる

・初めて通る道、しかも夕方薄暗い
 道もよく分からず、信号のない交差点を右折して
 細い路地に入らないといけない
   ↓↓
 後ろの車が40km/hで走ってくると速く感じる



事実をしっかり把握する力が身につけば
自分を客観視したり、俯瞰する力が自然と身に付き
また、“自分勝手な思い込み” も減らせるので
目の前にいる人や出来事にイライラしたり
感情に振り回されることも少なくなるかと。。

(↑これも価値観のひとつといえば、ひとつですよね)


ちなみに、私が車を運転し
後ろの車があおってくるような感じを受けたとき
「あ、後ろの人、漏れる寸前かな?」
と思うようにしています。

実は3割方あたっていたりして(笑)