「昔はよかった」そんな気持ちを小さくするには(1/4)
みなさま、いつもありがとうございます。
前回のプレスリリースにあげたテーマ
『なぜ人は「昔はよかった」と思うのか』(下記)の続きです。
「昔はよかった・・・」そんな気持ちを小さくするには
具体的にどうすればいいのでしょうか。
「昔はよかった」と思う気持ちは〔現在〕との相対比較によって生まれる ものなので
早い話、〔過去〕より〔現在〕や〔未来〕がいいと思えるようになればいいということになります。
とはいえ、なかなか難しいですよね。
私なりに思いついた方法を書いていきたいと思います。
〔方法その1:小さな発見・驚き・感動が得られるようなことをする〕
年齢を重ねることで増していく知識や知恵、経験などによって
多くの人は何事もなく平穏無事に毎日を過ごすことができるわけですが
一方で、まだ起きていない〔未来〕のことを、自身のこれまでの人生経験によって
(良くも悪くも)ある程度 ”予測してしまう” ようなところがあります。
もちろん、人生経験や予測によって
ちょっとしたハプニングやイレギュラーなことが起こったとしても
ショックが最低限に抑えられ、事も穏便に済ませることができるわけですが
裏を返せば、〔現在〕や〔未来〕の『可能性』や『サプライズ』
『奇跡的な出来事が起こるチャンスの機会』を奪ってしまっているのも事実。
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自分がまだ実際に経験していないことを、あたかも経験したかのように
頭で処理したり、計算する ”クセ” が知らず知らずのうちについてしまっている
(結果、歳を取ったときに〔視野が狭くなる/融通が利かなくなる/感覚が鈍くなる〕 etc… )
そのため、より〔現在〕や〔未来〕に目を向けるためには
自分がまだ実際に経験していないこと(自分にとっての『未知の世界』)に取り組んでみたり
自分の知らないこと、もしくは、”知ってるつもり” のことを調べ直す
はたまた、普段あまり話をすることのない人と話をする機会をつくるなどして
自分にとっての『普通』や『常識』が、(発見・驚き・感動へと)変化するような行動をとる 必要がありそうです。
(時とともに常識が変化していくように、自分の中の普通や常識も少しずつ変化させていく必要がある)
「いままでこう思っていたことが、実は違っていた・・・」
『再発見』って、ちょっとした感動を味わいますよね。
なお、今回の方法と類似する事柄として
『(自分が子どもの頃)興味にあったものにもう一度目を向ける』
『日常生活の中に創意工夫を取り入れる』
などがあげられると思います。
これらを実行している人たちって、目が輝いていて、どこか魅力的に感じますよね。
とはいえ、いきなり
「小さな発見・驚き・感動を得られるようなことをしろ」
「興味のあったものに目を向けろ」「創意工夫を取り入れろ」と言われても
なかなか難しいもの・・・
他の方法を明日、明後日と書いていきたいと思います。
『なぜ人は「昔はよかった」と思うのか』URL
http://www.heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/1338