自分の代わりはいくらでもいる〔コラム〕
みなさま、いつもありがとうございます。
6月を迎えるにあたり
新しい環境になかなか慣れない人、『五月病』だった人も
少しずつ “自分らしさ” を取り戻している
(もしくは、“自分らしさ” をつかみかけている)・・・そんな時期。
とはいえ、多くの人と良好な人間関係を築いたり
多くの仕事を効率よくこなすことは、なかなか至難の業。
そんな中で、きょうのテーマ。。
人に言われて傷つく言葉のひとつに
職場などで、上司が部下に使うセリフにありそうな
「お前の代わりはいくらでもいるんだ」
(いまの時代、パワハラと認識されかねないですが)
というのがあると思います。
でも、よくよく考えてみると
基本、自分の代わりにいくらでも人はいるわけで
『自分にしかできないこと』って、ほんとうに皆無なんですよね。
なので、これを肯定的に
どこか出かけたいと思って、休日や長期連休までガマンして待つよりは
週間天気予報で、天気のよさそうな平日を見計らって有休をとり
お出かけしてしまえばいいと思うのです。
(その代わり、仕事に後れをきたさぬよう、しっかり調整する)
苦手な仕事は無理に抱え込まず、「苦手だ」と言ってしまえば
それを好きだという人・得意な人が現れてくれると思うので
さっさとその人に託してしまえばいいと思うのです。
(その代わり、自分の好きなこと・得意なことは引き受ける)
家事や子育てにしても、自分ひとりでと抱え込まず
探せば支援してくれるところがあると思いますし
近所の人や先輩ママからいろいろ教わればいいと思うのです。
(以前はそういった ”ご近所付き合いの文化” が根付いていたように思う)
自分ひとりで抱え込んでしまうということは、裏を返せば
『周りの人を信頼していない』という見方ができるかも。
だから ”おもいきって” どんどん人にお願いをしてみませんか?
『自分の代わりはいくらでもいる』ことを肯定的に捉えられるように。
最初はどうしても罪悪感みたいなものがついて回るので
ちょっとした ”訓練” になりますけどね。
慣れてしまえば、とても楽チンな世界が待っていると思いますよ。