ハートオフィス・あおい

NEWS RELEASE 新着情報

『催花雨(さいかう)』と『啓蟄(けいちつ)』

みなさま、いつもありがとうございます。

「春に3日の晴れなし」という言葉があるように
心なしか(きょうは晴れていますが)雨の降る日が多くなった気がします。

特にこの時期の雨は、春に咲く花の開花を促す雨ということで
『催花雨(さいかう)』というそうです。
(『菜花雨』と表記することも)

日本語って、きれいですね。

また、二十四節気の『啓蟄(けいちつ)』も過ぎたわけですが
今年ばかりは、もうちょっとだけ寝てしまいましょうか・・・

たまには、寝坊 “も” しないと(笑)

眠れぬ夜に〔♯19〕『仕事をする』とは?

みなさま、いつもありがとうございます。

眠れぬ夜に・・・
明日につながる希望の哲学シリーズ〔♯19〕

『仕事をする(しごとをする)』とは・・・
『創意工夫をすること』である。



〔解釈とヒント〕

「仕事が好きだ」と自信を持って言える人は
果たしてどのくらいいるでしょうか?

おそらく、それほど多くないと思います。

それは、多くの人々にとって『仕事』とは
生きるための手段としておこなっているからです。


そもそも『仕事』という概念は
昔から2つの分類で区別されてきました。

たとえば、古代ギリシャでは、奴隷に課せられていた肉体労働(プラクシス)と
自由市民の制作活動のような精神労働(ポイエーシス)という区別がされており
これを現代に “引き継いだ” のが、ドイツの思想家であるハンナ・アーレント(1906-1975)。 

彼女は、肉体労働をレイバー(労働)、精神労働をワーク(仕事)として使い分けました。

現代では(いや、昔からそうですが)肉体労働が “低く” 位置づけられているわけですが、それは
肉体労働が強制的に課せられる苦しいことの象徴として挙げられるものに対し
精神労働は本人がやりたくて行っていることの象徴・・・

言い換えると

肉体労働は受動的仕事であるのに対し、精神労働は能動的仕事

そう

仕事は、『受動的』と『能動的』の2種類が存在する

ことになります。


もちろん、好きで肉体労働をしている人もいるわけですが
(その逆で、好きでもないのに精神労働をしている人もいるわけですが)
『受動的』『能動的』という視点で考えた場合、両者の決定的違いは

『創意工夫があるか、ないか』

ということになると思います。

仕事に “やらされ感” を感じるのは、創意工夫をしないからであり
逆に “面白み” を感じるのは、創意工夫をしているからだといえます。

これが分かれば、話は簡単 ⁉

仕事を好きになるためには 創意工夫をすることから始める ということになります。

創意工夫と言っても、いきなり仕事の中で見つけるというのは難しいかもしれないので
仕事前の準備段階にて「どうしたら仕事に取り組みやすくなるのか」を
“創意工夫してみる” といいかもしれませんね。


(引用:『眠れぬ夜の哲学』小川仁志著 PHP研究所)

カウンセリングに対する不安や恐怖

みなさま、いつもありがとうございます。

『カウンセリング』というものがかなり一般的になった世の中ですが
その言葉からくるイメージや “思い込み” などによって、不安や恐怖を抱く方も多いようです。

きょうはその中から、一般的に抱きやすいとされる不安や恐怖を下記に挙げてみました。

皆様の抱えている問題や悩みに対し、丁寧に耳にを傾けるだけでなく
カウンセリングそのものに対する不安や恐怖を取り除くこと、そして
カウンセリングに対する『誤解』をなくすことも、我々の大事な仕事のひとつと感じています。

〔カウンセリングに対する不安や恐怖〕
・こんなことを言うのが恥ずかしい   ・内容を理解してもらえない
・うまくしゃべれない         ・バカにされそう
・弱いと思われる           ・嘘を言っていると思われる
・第三者に知れ渡る、噂話にされる   ・人間関係が崩れるかもと考えてしまう
・人事評価などが悪くなる       ・相談することで自分がどうかなってしまうのではないか
・「甘えるな」と怒られそう      ・「精神科で診てもらったら」と言われそう
・「忙しいから」と断られそう     ・「○○に比べたらマシだ」と取り扱ってもらえない


こういった不安や恐怖がある一方で
「このままでは〔いけない/苦しい〕」「なんとかして今の状況を変えたい」と感じて
カウンセリングを受けようと思ったわけですから
その気持ちを抱いた自分自身を “信じる” ところから始めてみてはいかがでしょうか。

・「こんな自分でもいいじゃないか」と思えるようになること(自己受容)
・自分のことを認めたり、信じることができるようになること(自己肯定)
・将来に向かって何かしらの希望や目標を持てるようになること(自己実現)

私のカウンセリングは、この3つのステップを踏むことによって
皆様のかけがえのない人生をサポートしていきたいと考えております。

人生相談とカウンセリングの違い

みなさま、いつもありがとうございます。

先日、研修に伺った団体の参加者の方から
「人生相談とカウンセリングとの違いがよくわからない」という話をいただいたので
改めてその違いについて、私なりに簡単に書きたいと思います。

 〔人生相談〕
 
専門家がアドバイスをすることによって、相談者の抱えている問題や悩みを解決する

 〔カウンセリング〕
 
専門家が相談者の話を傾聴し、フィードバックすることで相談者本人の感情の整理と気づきを促し
 人が本来持っている自己成長力・自然治癒力などを取り戻す
支援をする
 (アドバイスしないのが基本)



そう。カウンセラーはあくまで支援者(サポーター)。
アドバイスをしたり、問題や悩みの解決に導くための誘導をするわけではありません。
(そもそも、アドバイスとは(年齢・経験・立ち位置など)上の者が下の者に向かってする行為)

ただ、それでは
「問題や悩みを解決してくれないなら、意味ないじゃん!」となってしまいますので
ひとつ、例を出してみます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

公園で過ごす小さな子どもとおかあさん。
子どもがはしゃぎながら走っていたとき、転んでひざをすりむき、ケガをした。
子どもはいまにも泣き出さんとばかり、おかあさんのところへ・・・

〔人生相談〕
「あらぁ、こんなにすりむいちゃって」
「よし! じゃあ、赤チンつけて、絆創膏すればすぐに治るからね」
と言って、ケガをした場所に赤チンと絆創膏をつけて傷の手当てをするおかあさん

〔カウンセリング〕
「あーあっ、痛かったねぇ」
「こんなにすりむいたのに、泣かずによくがんばったねぇ」
「おかあさんがいるから、もう大丈夫だよ」
「じゃあ、おまじないしようか『痛いの、痛いの、飛んでけぇ~♪』」
と言って、頭をなで、ときにギュッとして『安心感』を与えようとするおかあさん

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

この例で私が伝えたいこと・・・それは

本来、カウンセリングというのは

人は心が満たされれば、おのずと
(その人に本来備わっている)自己成長力や自然治癒力を取り戻すことができる


という考えを前提にしてみなさんに接しているというところにあります。

そのため、カウンセリングにおいて最初にカウンセラーが行うのは
相談者(クライエントさん)の話を傾聴することによって無条件で ”受け入れる” という作業。

「私のこの(不安な… 苦しい… やるせない… )気持ちを分かってくれている」
「カウンセラーの方に私の話を聴いてもらえるだけで、すごく守られているような気がする」と
クライエントさんの心を満たすところから始めていきます。

(かといって(当たり前ですが)グチを言って「あー、すっきりしたー」というものではありません)

(また、裏を返せば、いつなんどき、どんなクライエントさんが来てもいいよう、日夜『心の器』を整えるよう努めているわけです)


また、先ほど冒頭で
「問題や悩みの解決に導くための誘導をするとは限らない」と書きましたが、それは
『解決する』ことが、必ずしもその人にとっていい答えになるとは限らず
『受け入れる』ことが、その人の ”納得のいく” 答えになることが往々にしてある
からです。
(最初は「解決したい」と思っていても、カウンセリングを通じて心が少しずつ変化していく)
(カウンセリングが「答えはその人自身が持っている」と言われる所以)

 「カウンセリング」
  = 深く自分に向き合い、自分の “ほんとうの” 気持ちに気づき
  新たな自分をスタートさせるための場所・・・


そんな言い方もできるのかもしれません。

国家や社会が “有事” のときに思い出す音楽

みなさま、いつもありがとうございます。

台風や異常気象がもたらす自然災害、そして
今回の新型コロナウイルスのような国家や社会の “有事” ・・・

このようなことが起こるたび、私の頭の中でリピートされる曲があります。

それは、伝説のロック歌手、尾崎豊の『COOKIE』という曲。

学歴・経済偏重社会の皮肉をうたった歌なのですが
いまから30年前につくられた歌にもかかわらず
歌詞に込められたメッセージが妙にしっくりくるのです。
(今後、さらに “しっくり度” が増すかもしれません)

私と同年代の方なら、知っている人も多いはず。

もしよかったら、一度聴いてみてくださいね。

現在、休校でお子さんが家にいらっしゃっるのなら
この機会に、一緒にクッキーを焼いてつくるというのもいいかもしれないですね。

〔Youtube〕
https://www.youtube.com/watch?v=u9lPmbDTsEE

〔歌詞(うたまっぷ)〕
http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=B07156

緑茶の効能

みなさま、いつもありがとうございます。

新型コロナウイルスによる生活への影響が日々、如実に表れ始めています。

こまめな手洗い・うがい、アルコール消毒等、いろいろ対策があるわけですが
私が(個人的に)いいと思っていることは、緑茶を飲むこと。

もともと緑茶には、カテキン・ギャバをはじめ
体にいいとされる成分がたくさん含まれていますからね。

今回のウイルス等の殺菌、予防効果はもちろんのこと(虫歯予防にも)
体内で発生する活性酸素を消去する抗酸化作用があったり、血液中のコレステロールを抑えたりと
様々な効果があることは今さら言うまでもないと思います。


ただ、ここで私が「新型コロナウイルス予防には、緑茶がいいらしいよ!」って強く発信すると
瞬く間にスーパーの在庫から緑茶がなくなる可能性もはらんでいますよね。

(かといって、私はお茶屋さんでないし、お茶メーカーの株を買っているわけでもないし・・・)

タピオカや激辛ブームなどもそうだけど
ある意味 “仕掛ける人” がいてこそ経済が回っているといえそうです。

いい・悪いは別として(笑)

「自分を知る」ための問い〔♯50〕

みなさま、いつもありがとうございます。

「自分を知る」ための問い〔♯50〕

あなたの持っている武器・強みは何ですか?


~答えを導き出すヒント~

中国・武漢で発症した新型コロナウイルスがほぼ世界中で猛威を振るいだし
ここ日本でも全国各地で感染者がみられるようになりました。

普段にぎわうはずの著名な観光地でさえ人がまばらだったり
各地で行われているイベントが中止、もしくは延期になったり
各店舗のマスクやハンドソープ類の在庫がなく、それによるトラブルが発生するなど
普段の生活にも少しずつ影響が出始めているようです。

そのような情勢をふまえ、今回の質問のテーマに。

新型ウイルスやインフルエンザに限らず
普段の生活においても、自分を “守る” 必要のある状況は数多く存在します。

何から “守る” か・・・真っ先に思いつくのが『ストレス』

仕事や家庭のストレスだったり、人間関係のストレスだったり・・・

それぞれのストレスに対して、どのように対策したり、守るべきか考える必要があるわけですが
一方で少し意識しておきたいことがあります。

それは、今回の質問にあげた、自分の持っている『武器』や『強み』のこと。

スポーツの世界で、「攻撃は最大の防御」なんて言葉もあるわけですが
(人や物に対いて)攻撃する必要はないまでも、自分の『武器』や『強み』を意識することで
(または、さらにそれらを磨いていくことによって)
自分の中の確固たる自信だったり、日々の生活の充実ぶりにつながっていくのは
皆様にもなんとなくご理解できる部分があるのではないかと思います。

また、その『武器』や『強み』というのも
人と比較して何かしら優れている・・・というものよりは
自分の中にだけ存在する “絶対的なもの” の方、自律的な生活を送るうえで
よりメリットがあると言えそうです。

また、少し見方を変えると
自分の持っている何かが『武器』や『強み』と思えたのなら
それに越したことはないということにもなりますよね。

人はなぜ、悩みを相談したくなるのか(4/4)

みなさま、いつもありがとうございます。

過去3回にわたってお送りしてきたテーマ(※)、きょうが最後になります。

なぜ人は、問題や悩みを抱えたとき、ほかの人に相談したくなるのでしょうか。
そして、どのようにしてもらえたらうれしく感じるのでしょうか。
(引用:『カウンセリングとは何か』 諸富祥彦著 誠信書房)


④ 叱ってほしい
~「そんなことしちゃだめだ」と叱ってほしい~


比較的若い年代の人たち、また、どちらかというと依存心の強い方などは
叱られることによって「本気で接してくれている」ように思うとともに
それが「うれしい」気持ちになるようなところがあるようです。

しかしながら、カウンセラーは叱ったり説教したりすることはまずありません。
(状況によって叱咤激励することがあるかもしれません)

中には、やたらとアドバイスとしたり、人生訓を語り始めるようなカウンセラー(特に年配の方など)もいらっしゃるかもしれませんが、そういった方に相談されてしまったのなら、ただちに他のカウンセラーさんに変えたほうがよいかもしれません。

カウンセラーが叱ることがあるとすれば、それは
カウンセラーとクライエントとの間で 十分な信頼関係が築かれていること。
(専門用語で『ラポール関係』という)

クライエントさんがカウンセラーに対し
「この人には安心して話ができる」「この人なら私の気持ちを分かってくれる」
「私と同じ痛みや苦しみを感じ取ってくれる」「この人となら一緒にやっていけそうだ」
と思い、また、カウンセラーもクライエントさんのその思い(信頼して話をしてもらっている)を感じ取ることができてはじめて成立するものだと考えております。

『共感的関係』という言い方もできるかもしれません。


 (※)『人はなぜ、悩みを相談したくなるのか』過去掲載分
 http://heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/772
 http://heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/773
 http://heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/774

人はなぜ、悩みを相談したくなるのか(3/4)

みなさま、いつもありがとうございます。

一昨日よりお送りしているテーマ(※)、きょうが3回目です。

なぜ人は、問題や悩みを抱えたとき、ほかの人に相談したくなるのでしょうか。
そして、どのようにしてもらえたらうれしく感じるのでしょうか。
(引用:『カウンセリングとは何か』 諸富祥彦著 誠信書房)


③ アドバイスがほしい
~専門家として、専門的な立場からのアドバイスや指摘がほしい~


わざわざ心理の専門家のところに相談しに行くわけですから
専門家としての的確な指摘やアドバイスがほしいというのはもっともなことだと思います。

例えば、お子さんが不登校になって、家庭内暴力をはじめた。
こんなとき、親としてどのようにかかわればいいのか、アドバイスが欲しい――

問題の傾向と対策が経験として蓄積された方なら、的確なアドバイスができるかもしれません。
しかしながら、こういったアドバイスはカウンセリングの枠から離れてしまうことになります。

というのは、カウンセラー側が “思いつく” アドバイスの多くは
クライエントが既に長い間悩みに悩んで考え抜いた内容と重なることが多いからです。

多くの場合、問題についてすでに多くの時間をかけて悩まれてきたその方自身の方がはるかに『専門家』ですので、こちらがアドバイスをしても「すでに行った」とか「何をいまさら、そんな分かりきったことを」となってしまうのがよくあるパターンです。
そして、それ以上に「(そう分かっていても)そうすることができない私のつらさ、苦しさを分かってほしい」という気持ちをかえって強くしてしまいます。

クライエントさん自身の内側から発せられる『こころの声』に耳を澄ませていくのが中心であって
「こうせよ」「ああせよ」と指摘することがカウンセリングという仕事の中心ではないということを
ぜひ、ご理解・ご了承いただきたいと思います。

また、問題を解決することがクライエントさんにとって必ずしもいいということでもないのです。
(〔問題を受け入れる〕〔解決をあきらめる〕ことがその人にとってベストになることもあったりします)


 (※)『人はなぜ、悩みを相談したくなるのか』過去掲載分
 http://heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/772
 http://heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/773

人はなぜ、悩みを相談したくなるのか(2/4)

みなさま、いつもありがとうございます。

昨日よりお送りしているテーマ(※)、きょうが2回目です。

なぜ人は、問題や悩みを抱えたとき、ほかの人に相談したくなるのでしょうか。
そして、どのようにしてもらえたらうれしく感じるのでしょうか。
(引用:『カウンセリングとは何か』 諸富祥彦著 誠信書房)


② 同意して力づけてほしい
~「うん、そうだね」と肯定してほしい 「それでいいんだよ」と背中を押してほしい~


誰かに相談する前からある程度自分の中で答えが出てしまっているということは、意外と多いのではないでしょうか。
そのため、相談したときはそれを肯定して「だいじょうぶ」と後押ししてほしいということもきっと多いと思います。

特に、人生の困難な状況に立たされたとき
恋愛や結婚、進路や就職といった『人生の重要な選択場面』に立たされたとき
「だいじょうぶだよ」「それでいいんだよ」と言ってもらいたい…
そんな気持ちになるのではないでしょうか。

相談することによって、実際に声に出すことによって
自分の気持ちを確かめていく――
そして「そうそう、確かにそう思っている」「これが自分の確かな気持ちだ」
そのように確信していく――

とはいえ、いくら私たちがみなさんの背中を押すお手伝いをするといっても
みなさんの問いに対し “安請け合い” を私たちがすることは絶対ありません。

例えば

「私、この人と結婚しても大丈夫ですか?」
「私、この仕事に転職しようと思うんですけど、うまくいくと思いますか?」
「彼と付き合うことをやめた方がいいんでしょうか?」


こんなとき、私たちカウンセラーは自分の個人的な思いを口にすることをグッとこらえ
『(自信を持って決断できないでいる)不安な気持ち』に寄り添い、応えていこうとします。
(当たり前ですよね(汗))

カウンセリングの主役、人生の主役はやはりその人(みなさん)自身ですので
人生における重要な選択や決定を行うのは、あくまでその主役(みなさん)であるということを忘れないようにしてください。


 (※)『人はなぜ、悩みを相談したくなるのか』過去掲載分
 http://heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/772