あの小さかったころの “絶体絶命” に比べれば・・・〔コラム〕
みなさま、いつもありがとうございます。
私の家のすぐ近くの道路が小学校の通学路になっていることもあって
毎日、子どもたちの元気な声が聞こえてきます。
特に、ランドセルに黄色い安全カバーをつけた1年生たちが
かわいいやら初々しいやらで、思わず、顔がほころんでしまいます。
さて、大人になった今でも
彼らのような小学生のとき(さらには、もっと小さかったとき)でも
何かしら『問題ごと』は存在するわけですが
スケールもレベルも ”桁違い” であるにも関わらず
小さかったころの方が、相対的にピンチのダメージが大きかったのではないでしょうか。
まさに ”絶体絶命” というか。
先生に、みんなの前で怒鳴られただけで
その日1日、ブルーな気持ちで過ごしていたり・・・
ちょっと友達とケンカをしただけで
もう二度と遊ぶことができないんじゃないかと思ってみたり・・・
計算や運動ができないだけで
これから先は生きていけないんじゃないかと思ってみたり・・・
(『はじめてのおつかい』のピンチなんて、まさに ”絶体絶命” ですよね)
人生経験が少ないといってしまえばそれまでですが
いま、受けるピンチがそれほど絶体絶命だと感じないのは
今まで、数多くのピンチを乗り越えてきたからこそ。
そう。
大人になると、みんな図太くなっている。
もし、みなさんが、いま何らかの問題を抱えていたとしても
もう一度、小学校のころの “絶体絶命” を思い出してみて
「あのときに比べれば、どうってことないな」と
ちょっとつぶやいてみるのもいいかもしれませんね。