ハートオフィス・あおい

NEWS RELEASE 新着情報

“カウンセリング的関わり” の基本〔Ⅰ〕:『リレーション』とは?(3/4)

みなさま、いつもありがとうございます。

カウンセリングを身近なものに。

私たちプロのカウンセラーが提供する『カウンセリング』のみならず
親子関係、夫婦関係、上司と部下との関わり、教師と生徒や保護者等の関わり等
“カウンセリング的関わり” において重要となる『リレーション』

(リレーション:心と心のふれあい、気持ちと気持ちのつながりをつくっていくこと)

『リレーション』をつくる3つの要素のうち、きょうは2つめを紹介します。
(引用:『新しいカウンセリングの技法』諸富祥彦著 誠信書房)


② 伝え返し(リフレーション)

伝え返し(リフレーション)とは

 相手の方が言葉によって表現している気持ち
 この言葉で “言おうとしていること” をありありと思い浮かべながら
 「○○という感じでしょうか」と、
鏡のように映しだして
 それでぴったり合っているかどうか、相手の方に “確かめてもらう”


応答です。


例えば、ある女子高生がこんなふうに言ったとしましょう。

「もう、いい……。お母さんに、わかってほしかったけど……いい。もう、いい……。いい……」

このとき、この女性がこの言葉で言い表そうとしている
《気持ち》《言おうとしていること》(=感じられる意味)をありありと思い浮かべながら
「こういう気持ちかな?」と確かめるような姿勢で

「そうか……。もういいか。お母さんに分かってほしくて、いろいろやってみたけど
 わかってもらえない。 もうあきらめた。 ……もう、いい……そんな感じかな?」


と応答していくのです。


つまり

 相手の《鏡》になったかのような姿勢
 いまその人が言おうとしていることの意味合いをありありと思い浮かべ
 「○○な感じかな?」と伝えて、確かめていく。


ことです。


このとき
『内容よりも気持ち』『事柄よりも感情』に応答することが鉄則になってきます。


 (『リレーション』とは? :過去掲載分)
 http://heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/847
 http://heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/848

“カウンセリング的関わり” の基本〔Ⅰ〕:『リレーション』とは?(2/4)

みなさま、いつもありがとうございます。

カウンセリングを身近なものに。

私たちプロのカウンセラーが提供する『カウンセリング』のみならず
親子関係、夫婦関係、上司と部下との関わり、教師と生徒や保護者等の関わり等
“カウンセリング的関わり” において重要となる『リレーション』

(リレーション:心と心のふれあい、気持ちと気持ちのつながりをつくっていくこと)

『リレーション』をつくる3つの要素のうち、きょうは1つめを紹介します。
(引用:『新しいカウンセリングの技法』諸富祥彦著 誠信書房)


① うなずき・あいづち

このうなずき・あいづちこそ
「私はあなたの話をちゃんと聴いてますよ」
「聴き流しているのではなく、関心を持って耳を傾けていますよ」
という姿勢を伝えることができる最も基礎的な技法といえます。

他の人から人生のつらい出来事や、苦しかった思いを打ち明けられたときには
あまり『自然体』にこだわらず、少しオーバーなくらいにゆっくり、大きくうなずきましょう。

相手のペースに合わせながら、少しゆっくりなスピードがちょうどよいでしょう。

『自然体』にこだわりすぎると、話を聴いてもらったほうは
「あまりしっかりと受け止めてもらえなかった」という感じを持つことが多いものです。
少し大きめに、ゆっくりとうなずきましょう。

あいづちも重要です。
しっかりと声に出して、相手の方よりも少し低めの声、少しゆっくりめのスピードであいづちを打ちましょう。

「ええ、ええ……なるほど。……そうですか……はい…はい……あぁ……えぇ」

こんなふうに、行間を響かせるような仕方で、あいづちを打っていくのです。

うなずき、あいづちの基本は
相手の方よりも少し「大きめ、低め、ゆっくりめ」です。


 (『リレーション』とは? :過去掲載分)
 http://heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/847

“カウンセリング的関わり” の基本〔Ⅰ〕:『リレーション』とは?(1/4)

みなさま、いつもありがとうございます。

カウンセリングを身近なものに。

職業や立場によって、また、年齢を重ねていくことによって
人から相談される機会というのが出てくると思います。
(ex 勤務先の上司、学校の先生、医者、士業、各種セラピスト etc… )

相談された側からみると、自分が「信頼されている」と思い
ついうれしくなってアドバイスしたり(ひどいと、ダメ出ししたり)
経験談など織り交ぜ自分自身の話をしてしまうこともあるかと思いますが
その場合、「やっとの思い」で相談した人が “そっちのけ” になってしまい
「相談して損した」と思われることも数多く見受けられるようです。


そうした状況にならないための注意すべきポイントが
大きく分けて2つありますので、今月、来月と順に紹介していきますが
まずひとつ目、今月紹介するのは『リレーション』というものです。
(もうひとつの『傾聴』は来月に紹介していきます)


おそらく、初めて聞くという人がほとんどであろう
この『リレーション』ということば・・・ 一言で表すと

心と心のふれあい、気持ちと気持ちのつながりをつくっていく

ことです。


つまり、相談者が相談した相手に対し

「私は、この人と気持ちがつながっている」
「この人には安心して話ができる」
「この人とは、気持ちがひとつに重なって、同じこころの世界を味わえている」
「この人は、私の気持ちを、こころのひだまで丁寧に分かってくれようとしている」


と感じることができる人間関係のこと。


私たちプロのカウンセラーが提供する『カウンセリング』のみならず

・思春期で多くの悩みを抱えているお子さんに対して生かす
・夫婦関係、親子関係の改善に生かす
・上司と部下との関わり、教師として子どもと保護者との関わりに生かす

といった “カウンセリング的関わり” においては、必ず『リレーション』の関係が存在し
この関係なくして『安心して話ができる場』は存在しませんし、相談者を援助することはできません。


また、そんな『リレーション』をつくるためには、3つの大事な要素がありますので
それぞれについて、今後また詳しく書いていきます。


(引用:『新しいカウンセリングの技法』諸富祥彦著 誠信書房)

しとしと・・・ こんな雨の日は。

みなさま、いつもありがとうございます。

しとしと・・・ よく降る雨です。

雨の日というのは、晴れの日に比べて交感神経が働かないため
それこそ不要不急の外出を控え
できるだけ家の中でじっくりしているのがよさそうです。

(雨の日に獲物を負うため走り回っている動物なんていませんよね)


また「雨の日は浄化の日」とも言われていますからね。

下に書いてみた音楽を聴きながら
外の雨の降る様子をのんびり眺めるとしますかな。

また、これらの曲以外にも
人それぞれ思い出の “雨の曲” がある・・・かもです。

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雨に唄えば Singing In The Rain (Gene Kelly) 〔1952〕

雨音はショパンの調べ (小林麻美) 〔1984〕

rain (大江千里/秦基博) 〔1988/2013〕

Endless rain (X) 〔1989〕

はじまりはいつも雨 (ASKA) 〔1991〕

優しい雨 (小泉今日子) 〔1993〕

squall (福山雅治/松本英子) 〔1999〕

真夏の通り雨 (宇多田ヒカル) 〔2016〕

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おっ、ちょっとコーヒーが飲みたくなってきた。

最近の私の心の支えになっている言葉(フレーズ)〔コラム〕

みなさま、いつもありがとうございます。

私の最も尊敬するカウンセラー、諸富祥彦さんのとある著書の中に
最近の私の心の支えになっている言葉(フレーズ)がありますので
きょうはそれを紹介したいと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

一つひとつの仕事を、心を込めて行うこと。
愛する人たち、大切な人たちとの時間を持つこと。
日々を味わい尽くすこと。


『「本当の大人」のなるための心理学(集英社新書)』より

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何気ない言葉ですけどね。
心の奥底にまで響くとても素晴らしい言葉ではないでしょうか。。。

毎日、同じように繰り返される日ではあっても
二度とやってこない今日という日。

これからも、この言葉(フレーズ)を毎日唱え
日々、大切に過ごしていきたいと思います。

眠れぬ夜に〔♯22〕『地域社会』とは?

みなさま、いつもありがとうございます。

眠れぬ夜に・・・
明日につながる希望の哲学シリーズ〔♯22〕

『地域社会(ちいきしゃかい)』とは・・・
『お互いさまの空間』である。



〔解釈とヒント〕

普段の生活の中で、ものすごく大切なことなのですが
あまり意識しないもののひとつに『地域社会』というのがあります。

なぜ、ごみが回収されるのか?
なぜ、毎日安心して暮らせるのか?
なぜ、道沿いの街路樹や植木が整えられているのか?

それは地域社会がきちんと機能していることになります。


ではいったい、誰が地域社会を守っているかということになりますが、それは
警察官でもなく、近所を見守るおじさんやおばさんでもなく
(もちろん、その方たちの役割はものすごく重要ですが)
実は『私たち自身』なのです。

その場所に住んでいる以上、地域社会の一員であることは間違いないですし
自分の住んでいる地域の人のうち、誰か一人でも強盗に入られたとしたら
地域の安全は脅かされてしまいますよね。

つまり、地域の安全は
そこに住む我々一人ひとりの手にかかっているということになります。


そこで大切になってくるのが
(同じ地域社会を作る人たちを)『信頼する』という考え。

地域社会の人たちの行為を信頼しているからこそ
安心して毎日を過ごしていることになりますし
たとえ深い付き合いまではしなくても
お互い危険人物でないことは了解しています。

さらに何かあったとき、助け合うことも可能です。

過去に起こった数多くの災害に見られるように
自分を犠牲にしてでも助け合うのです。


では、なぜこんなことができるのでしょうか?


おそらくそこは、地域社会のメンバーの一人ひとりを結びつける
『お互いさま』の精神があるのではないでしょうか。

お互いさまというのは
困ったときには当然のように相手を助け、見返りを求めない行為 です。


通勤通学の際、何の警戒もなしに歩ける地域社会・・・

ごみをあさる人もいず、夜襲ってくる人もいない地域社会・・・

そしていざというときには助け合える地域社会・・・

こんなかわいげのある地域社会のために何かもっとできることはないか
少し考えてみるのもいいかもしれませんね。


(引用:『眠れぬ夜の哲学』小川仁志著 PHP研究所)

一生懸命やることの意味を問う

みなさま、いつもありがとうございます。

特に仕事や家事・育児などにおいて、ふと

「なんでこんなに頑張っているんだろう」
「こんなに頑張って意味はあるのか・・・」


と、自問自答したくなる時はないでしょうか。


現在の私、とある案件で
まさしく、上に書いたような思いで毎日過ごしております。

確かに、(頑張っていることに対し)自分なりに何かしら意味づけできれば
気持ちの面である少しは楽になるわけですが
とてもじゃないけど、意味づけできそうにない。。。


そんな場合、単に『頑張っていることそのものに意味がある』と
割り切ってしまった方が、ある程度の納得感が得られるかもしれない。

少し言い換えると
『ついつい、頑張りすぎてしまうところがいかにも自分っぽい』
『つい、一生懸命してしまうのがいかにも自分っぽい』

周りにどう思われようと
うすうす無駄なことかもしれないと気づき始めていても
また、結果がどうなろうが、報酬にどう影響しようが関係なく。。

『一生懸命だからこそ自分らしくいられる』


さぁ、これで
もう少し頑張そうな気がしてきた。

「自分を知る」ための問い〔♯53〕

みなさま、いつもありがとうございます。

「自分を知る」ための問い〔♯53〕

いい人と悪い人、好きな人と嫌いな人を
どのように見分けますか?



~答えを導き出すヒント~

春(といっても、もう初夏近いですが)は出会いの季節。

ただ、今年の春は “有事” の影響で
本来であれば既に出会えているはずの人にも、まだ出会えてないかもしれません。


人生、人との出会いによって大きく変化することは言うまでもないですが
人と出会い、何かしらの関係性をもってその『人となり』を知っていくうえで、つい
『いい人』か『悪い人』、『好きな人』か『嫌いな人』に見分けてしまう・・・なんてことも。

ただ、人をそうやって見分けてしまうことは仕方がないにしても
人を見分けるうえで少し意識しておきたい部分があり、それは
自分が人のどんなところを見てそのように判断しているかということ。

ただ単に、自分にとって都合がいいからという理由で
(このほかにも、見た目だけによって)
『いい人』『好きな人』と判断してしまうのは
少々浅はかというか、深い関係(真の友人関係)を気づきにくいというか。。。

何かしらの関係を持ったその人の、態度や身なりはどのようなものか
また、その人の言葉づかいであったり、発した言葉に気持ちがこもっているか
その他、表情やしぐさなどに嘘・偽り・ぎこちなさみたいなものはないか
自分の五感を使って十分に観察する必要があるように思います。


また、なかには、何かたくらんでいる(悪意がある)ように見える人や
タチの悪い人、質の悪い人もいらっしゃるかもしれません。
(何かと “人を利用したがる” 人って、いますよね)

そのような人たちとなるべくならお付き合いしない方がいいのですが
ビジネス等の関係でどうしても関係性を持たなければならないという場合もあるかと思いますので
その場合、自身のストレスがたまることのないよう、また、自身の心が汚れることがないよう
適度な距離感をもって接することも重要となってくると思います。

(当然、自分自身がタチが悪かったり、質が悪かったら元も子もないわけですが)

オンライン飲み会への参加

みなさま、いつもありがとうございます。

先週の土曜日、知り合いに誘われ
『オンライン飲み会』なるものに初めて参加しました。

その飲み会のメンバーはというと・・・

中学の時、とある催し物で知り合った同い年の人たちで、10名の人が参加。

正直、最初あまり乗り気でなかったのですが
(「そこまでして」という思いが強かった)
いざ、やってみると「参加してよかった」と感じることができました。

同い年の集まり・・・言ってみれば『同窓会』のようなこのオンライン飲み会。

つい、人と比較して自分が落ち込んでしまうのではという懸念を若干感じつつも
中学のときからの知り合いですから、お互いの “根っこの部分” を知っているというか。。。
特に比較することもなく、落ち込むこともなく
それこそ、当時と同じように楽しくお話しをすることができました。


今回の “有事” によって、このような『オンライン』がより一層身近なものとなったわけですが
(電話のように)声だけでなく、お互いの表情を見られるというのは
ある種『安心感』にもつながってきますよね。

介護や医療の現場など、孤独を感じやすいお年寄りや患者さんへのケアの一部として
『オンライン』がもっと身近なものになるといいと強く感じるようになりました。

なぜ、カウンセリングは時間と回数がかかるのか(4/4)

みなさま、いつもありがとうございます。

カウンセリングを身近なものに。

過去3回にわたってお送りしているテーマ
『なぜ、カウンセリングは時間と回数がかかるのか(※)』

きょうが最後です。

カウンセリングにおいて最も大切なことのひとつに『援助的人間関係の確立』があり
そのためには 3つの段階を踏んでカウンセリングを行う 必要があることを同時に述べました。
(カウンセリングに時間と回数がかかるのはこのためです)

本日は3つの段階の中の最終段階 『〔Ⅲ〕行動計画期』について詳細を述べていきます。
(参考文献:『新しいカウンセリングの技法』 諸富祥彦著 誠信書房


〔Ⅲ〕行動計画期
・アクション、ステップの時期
・「実際にこれからどうするか」行動の計画を立て、小目標を達成していく段階


カウンセリングの方向性が定まってきたら、『行動計画』の段階に進んでいきます。

例えば「ある仕事に就こう」という方針が定まった場合
「その仕事に就くにはどのような資格が必要で、どのような学校に行けばいいのか」
などを探っていきます。

また、しばらく勤務先や学校などを休んでいた方であれば
「職場や学校に戻るための努力をしよう」
と決めて、いきなり職場や学校に戻るのではなく
「通勤・通学するのと同じ時間に同じ服装をして、家の近くを30分歩くことから始める」
などといった具合です。

「(具体的に)いつから、何をしていくか」
「無理がないようにするためには、どのようなことから始めて、次にどんなことをしていくか」
という行動の計画を、カウンセラーとクライエントさんが一緒に話し合って決めていくのです。

そして、この段階を終えたら、いよいよカウンセリング終結に向けての話し合いを進めていきます。

「そろそろ終わりにしてもよさそうな気がするのですが、いかがですか?」
とカウンセラーから切り出す場合もあれば
「なんとかやっていけそうな気がするので、そろそろ終わりにしたいと思います」
とクライエントさんの方から伝えていただく場合もあります。

いずれのケースにしても、クライエントさんの意思を尊重するのに変わりありません。


 (※)『なぜ、カウンセリングは時間と回数がかかるのか』過去掲載分
    http://www.heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/830
    http://www.heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/831

    http://www.heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/832